カップヌードル・リフィルのスターターキットを買った。
内容は、カップヌードル・リフィルが2パックと専用のマイ・ヌードルカップのセット。このリフィルはお湯さえ入れればどんな容器でもOkだが、やはりどんぶりなどは様にならない。それじゃ『チキンラーメン』と変わらない。この専用カップでなければならない……ような気がする。
「エコ」と最も遠いところになった、カップヌードルでエコスタイルを考えてみたらこうなったという商品。なかなか感慨深い。もともと、チキンラーメン以降成熟しつつあった即席ラーメンで、ブレイクスルーだったのがこのカップ付きの「カップヌードル」だったはずだ。当初は売れなかったそうだが、「浅間山荘事件」で山中でカップヌードルを啜る警察官のニュース映像で一気に人気となったようその訴求ポイントは、「カップ付き」であるのでいつでもどこでも気軽に調理し食べれることであったはずだ。今回その消費社会の象徴のような製品が自らのアピールポイントであったカップを捨てるというのは、なかなかの発想の転換だと思う。これは単に消費者が廃棄する容器が無くなるだけでなく、流通の段階でもいろんなエコを生み出す。
しかも、ただカップを捨て去るのではなく、「マイカップ」というスタバのカップのような中空のプラスチックのカップを用意しこのラベルを差し替え可能かつユーザーがラベルをデザインできる専用サイトを用意するなど抜かりない。
個人的には、この「マイカップ」という発送と商品がどれだけ消費差にアピールするかがこの商品の成功の鍵となるような気がする。事実先月の発売以来ネット、ブログなどでは結構話題となっているようだから、スタートとしてはまずまずだろう。
なんて、いろいろ言ったが味の方は依然とほぼ変わらずしっかり「カップヌードル」だった。
Reference :
カップヌードル
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