あ、ネタバレです。
世代的にはビタリなので見に行ってきた。
最初に書いておくと、大らかな気持ちでCGで再現されたヤマトが楽しめる人か、キムタクまたは黒木メイサのファンじゃないと、多分楽しめない。
ストーリーは、大筋はテレビアニメを引きずりつつかなり大体に変更されている。
設定の違いは、
- ガミラスとイスカンダルは2連星でなく、一つの星である
- 人間型の宇宙人としてアニメで描かれたガミラス人・イスカンダル人は、なんだか水晶みたいな集合意識体で虫みたいな体を操る
- したがって、スターシアは登場しない。
- よって、古代守が生き延びてる必然性がないため、最初で死んだまま
- スターシアがいないので、イスカンダルから座標と波動エンジンの設計図が届くが具体的なメッセージはない
- よって、放射能除去装置云々は地球に希望を残すための沖田の方便……という言い過ぎなら山勘
まぁ、突っ込みどころは満載で、見ていて一番訳が分からんのが古代と森雪とのキスシーンでしょう。
ヤマトを守るために船員を見殺しにして第三艦橋をミサイルで切り離せという命令を古代が森雪に出した直後、そのことについて二人で激しい真剣な言葉を交わしていたと思ったら、突然古代がブチュー。しかも、直後のワープ中に子供まで成していたとは。不謹慎きわまりない……
CGはそれなりによくできていた。
昔買ったプラモデルは、戦艦ヤマトをベースにしすぎていてアニメのヤマトのような丸みが足りなかった。今回のヤマトはフォルム的には完璧に近い。残念なのは、動きが軽いこと。主砲があんなに軽々しく軽やかに動いちゃダメでしょう。波動砲なんて撃ったら、エンジン止ってヤマト沈むかもしれないって演出じゃないと。一番残念なのがワープ。あんなに軽々しく入ったり出たりしてはダメ。ワープ中森雪の服が脱げていくシーンもないし……
ストーリーは殉死シーンが多くて、胸くそ悪うなりましたー
といっても、ほんとCGで再現されたヤマトは懐かしかったし、キムタク、黒木メイサのPVとしてはまぁよかった。
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