ジュリア・ロバーツ主演の社会の底辺にいるシングルマザーが集団公害訴訟で和解を勝ち取るまでの実話に基づいた映画。
ジュリア扮するエリン・ブロコビッチは、大胆かつ型破りで破天荒な性格。生活には計画性ももなく見事に挫折しているし、学もなければTPOもわきまえない礼儀知らず。そんな女性が病魔に悩む地域の住民を目の前にして、史上最高の和解金を勝ち取った訴訟にのめり込んでいく。ご本人はこの訴訟ですっかり有名人になり、今でも当時の法律事務所に勤めていて環境問題や公害訴訟の第一人者になってるそうな。
女性から見ると遅咲きのサクセスストーリーだが、男性視点だとエリンに家事を押し付けられてしまうバイカーのヒモ男にはちょっと同情。
巨大企業相手の訴訟ということで実際にはかなりえぐ妨害工作があったのではないかと思う。映画はシリアスでなく、ライトタッチでコメディに振ってジュリアロバーツのミニスカートと胸の谷間を登場させたのも、エンターテイメントとしては仕方がないか。
汚い言葉を連発するエリン役は意外にハマっていた。マスリー弁護士役のアルバート・フィニーも好演でした。
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