家に居ても一人で暇なので、会社の同僚とあちこち試乗に。
まず、チンクエチェントこと、FIAT 500。
2007年の登場したときは1200cc 8バルブと1400cc 16バルブで対して特徴もなく、かわいいが上物だけ懐古趣味なクルマだなと思っていた。が、今年から「TwinAir」と呼ばれる2気筒 のモデルが日本でも発売された。二気筒でたった875ccだけど、「マルチエア」と呼ばれる油圧駆動の吸気バルブやVWが先鞭を付けたインタークーラー付ターボで、なかなかトルクも出力も出ている。エンジンも実に小気味良く回ってくれる。バイクのような排気音。
また、トランスミッションは、2ペダルのDualLogicという乾式クラッチとマニュアルトランスミッションに電子制御式油圧作動クラッチを組み合わせたもの。アルファロメオの「セレスピード」と似たようなモノかな。ATモードを備えたは相変わらずお馬鹿だけれど、MTモードで操作すると回るエンジンとともにとても気持ちよい。これはもうMTだと思って運転すべきクルマだ。
買うなら、 断然 TwinAirのモデル。内装がシンプルな Popか。タイヤのサイズだけアップしたいものだ。そしてルパン3世ごっこをするために絶対 オープントップの500cだな。
次に行ったのはフォルクスワーゲン。
試乗したのは、Scirocco TSI。Golfとほぼ同じようなエンジンのラインナップに2ドアでグラマラスなクーペスタイルを与えたモノ。
張り出したリアのバンパーやフェンダーが狭いルーフと相まって、とってもボリューム感がありスポーティーであることは確か。だが、なんだかGolfを潰したようでかっこいいかどうか判断に迷う。
Golfの TSI Highlineと同じ、1.4L TSIツインチャージャーのエンジンと7速DSGの組み合わせも見事。低回転から1.4Lとは思えないトルクで「もうこれで十分」と納得できる。直前に乗ったチェンクエチェントのDualLogicと比較すると、「さすがドイツ人、なんて賢いんだ」なんて感心してしまう。
ほとんど町中で見かけないので乗ってる満足度は高いだろうが、このスタイルにGolfとの価格差の価値を見いだせるかどうかがポイントだろ。個人的にはちょっと納得いかない感じだ。
最後は12ヶ月点検があったのでスバルに。
そこで Legacy Outback / B4 GT (MT) / B4 GT (AT) と計3台に試乗(半分は同僚が試乗)。一店舗でこれだけ乗りまくったのは初めて(営業さん、ありがとう)やっぱいいねぇ、新車は。名機EJ20をボアアップ&ストロークアップさせて2500ccとしたEJ25のDOHC デュアルAVCS ターボ はやっぱ気持ちよく回るしパワフルです。MTはGTグレードで6速になってました。うぅぅ。買い換えようかなぁ……
しかし、自宅に着いて、こちらも名機EZ30を積む現役のB4 3.0Rを売り飛ばして買い換えるような魅力があるかと考え込む。
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