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千葉市長選における候補者サイト比較

6/5に千葉市長選が公示されいずれも無所属で、再選を目指す鶴岡啓一氏島田行信氏、奥野総一郎氏、結城房江氏の4名が立候補をしたそうだ。

自分で少しでも興味を持てるように、各候補者のサイトをチェックしてみよう……と思ったら、奥野氏と結城氏は自分のサイトをお持ちでないようで見つけられなかった。残念!

では、残るお二方のサイトのあら探しを!


それぞれの方の公約めいたことが書いてあるページを、JIS X 8341-3に従ってチェックしてみた。

まずは、鶴岡氏から。チェックしたページはhttp://www.k-tsuruoka.info/mokuhyo.html
metaタグをみるとAdobe PageMillで作成した模様。あまり期待できないな……と思ったら必要な修正点は17カ所。多くはimgエレメントのalt属性が未設定というもので、ほとんどがスペーサー用の画像のようだから実質これはあまり害がないだろう。本来ならばalt=“”とでもしておけばよいのだが。あとは、htmlのlang属性がないというもの。ただし、metaタグでのcontent-typeの指定でコードを指定しているので、これもよしとしよう。

島田氏のサイトは、http://www.shimada2005.jp/shimada_b/yakusoku.htmlでチェック。
こちらはひどい、必要な修正箇所は105カ所。
しかも、大半がフォントサイズの固定的な指定とimgエレメントのalt属性。
文字サイズが固定なのは主にナビの部分で主たるコンテンツは可変となるようになってはいる。alt属性のほうは先の例と異なり、意味のある内容でalt属性がない(たとえばページタイトル)。

この方のページはFlashも駆使しておりデザインにかなり力を入れていることがわかる。この方はこの3つの約束の一番最後に「高齢者や障害者が安心して暮らせる優しい街を作ります」としている。これがプライオリティというものかな。

ところで、JISの規格を調べていて、今回JIS X 8341-3(高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス−第3部:ウェブコンテンツ)に従ってチェックしたが、これはPDFをダウンロードするのも有料だった。世界的にはW3CのWeb Content Accessibility Guidelines(WCAG) 1.0が標準だろうが、こちらはオープンに公開されているのに偉い違いだ。それともどこかでJIS X 8341-3のほうも公開されているのだろうか。

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