最近盛んに憶測が流れているが、MacのCPUを現在のPowerPCからIntelのCPUに変更するという噂があるらしい。
アップル社はIBM社製のマイクロプロセッサーの使用を継続せず、米インテル社製のチップに切り替えると発表すると見られるという。
これは2〜3年前から何度か耳にしたし、かつて90年代後半にも盛んに取りざたされた噂だ。事実『Apple Confidential』などを読むと、そういう計画がアップル社内部でも計画され実施されていた様子がうかがえる。
今回はどうだろう。
アップル・コンフィデンシャル2.5J(上)
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ほんとに良かったあまりドラマチックではないが
多分アップル本の決定版
その後、Steve Jobs自身がIntelへの移行を発表したようだ。WWDCの基調講演の中で明らかにされたもので、2年かけて移行していくという。移行の主な理由として低消費電力と高性能を上げた。確かにG5のノート型Macは未だ発表されないし、3GHzのMacも実現していないことを考えると、ごもっともと言う感じだが……
XBOXでのPowerPC採用を決定したMicrosoftへの対抗なんてことはないよね?
確かにIntelのCPUを採用すると、PCアーキテクチャに移行しPCのハードやソフトの資産を利用できる可能性はある。OSもBSDベースになって移行もしやすいのかもしれない。今時CPUのアーキテクチャにどっぷり依存したアプリケーションなぞそうないであろう。どちらかというとOSのアーキテクチャに依存しているのでアプリケーションからみれば、CPUが変更されることはそれほど大きな障害とならないかもしれない。
しかし、Apple IIの6502時代からIntel系のCPUを何となく見下してきたApple信者が納得するのかなぁ。
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