Weblogをはじめて5年近く経つが、長く続けていると駄文でも残しておきたいという欲求に狩られることがある。Weblogはカジュアルに投稿して公開できるよくできたContents Manangement Systemだけれど、保存という観点では多少不安がある。利用するサービスがなくなってしまうかもしれないし、自分の都合で利用をやめるかもしれない。Weblogの性格上生ものなので本来そういうあり方でよいのかもしれないが、「日記」的なものを求めてしまう日本人としてはやはりそれは悲しい。
以前は、はてなのブックサービスを利用して書籍化したことがあった。やっぱり、残しておくには紙というメディアが最も確実だ! こういうことを考えている人は多いらしく、知りあいにも検討しているケースが多い。
その他のbackupとして最近では自分のblogを本にする書籍化サービスがついたblogもあります。写真を盛り込んだ日記帳みたいで想い出の記録にいいですね。価格は結構高めで1年分のblogを本にするのに10,000円くらいはします。
わたしの場合2年分くらいを頼んで8,000円くらいだったと思う。自分の文書が書籍になるというのはなかなか感慨深いものがある。ただし、こうしたWeblogの移行&印刷サービスの利用では、いくつかの点で不満もある。
- MT形式で移行したが、この時点で脱落してしまう内容がある。例えば添付した画像など
- リンク、これはWebというメディアに依存したものなので仕方がないか
前者はMT形式のXMLのフォーマットで添付のデータについてEmbedしてくれるようなフォーマットを考案して欲しいもんだ。後者については一時期URLも本文に以下のように記述することも考えた
<p>
<cite>reference:<br /><a href="http://homepage.web.com/user1/"
title="今注目の記事">
今注目の記事 ( http://homepage.web.com/user1/ )
</a><cite>
</p>
しかし、こんなメディアの違いによる問題はスタイルシートで解決すべき問題で、そのためにスタイルシートにはメディアを指定するようになっているはず。まぁ、こんなリンク情報がどれだけのちのち見て意味があるかわからんが。
とりあえず、今はMacJournalにWeblogの記事を取り込んで保存している。こういった印刷サービスがもっと成熟するのを待ちつつ、いざとなったら自分で印刷できるようにしておこうと。
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