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新型レガシィ 試乗

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「ニックネーム yostos」

新型レガシィの試乗に行ってきた。
今回試乗できたのは、B4の2.5i Lパッケージとワゴンの 2.5GT Sパッケージ。

まず、2.5i Lパッケージだが、エンジンがSOHC版のEJ25 NAにCVTを組み合せたもの。今回技術的には一番新しさを感じるモデル。試乗は街乗りしかできなかったが、十分にトルクも出ていて排気量アップの恩恵を十分に感じることができる。心配していたCVTも不自然な感覚はなく、通常のATと比較しても違和感はなかった。恐らく高速でもそんなに不満を感じないのではないかな。
サスペンションは以前のレガシィより上質なのは確か。インプレッサで出ていたしなやかさに更に磨きがかかっている。

2.5GTのほうは、排気量アップ+ターボということで低速から自然にターボが効いており、SI-DriveをS#に入れるともう微妙なアクセルの動きがそのままトルクの出方に表われ乗っていても楽しい車に仕上がっていた。
こちらは、Sパッケージだったので足回りは18インチ+ビルシュタインでかなり固めだった。普段3.0R spec.Bなので同様の足回りなので固さはあまり気にならなかったが、サスがよく動く分フィードバックがわかりにくいかなぁと印象はあった。新車で短時間の試乗なので自信はないが。
エンジンルームを見せてもらったが、車体が大きくなったこと、ターボをエンジン下に配置したことで、かなりスッキリ……というよりスカスカな状態(笑) 事故の際のクラッシャブルなゾーンを多く取ったってことなんでしょうが。

今回車幅が5cm広がっているので不安だったが、運転している限りは特に取り回しに不安はなかった。車幅が広がった分、ステアリングの切れ角を取れているのか最小回転半径は以前と変らないらしい。ただ、その5cmで車内空間が劇的に広くなったかと言えば、それほどのメリットはなかったじゃないかと思う。広く感じるのは、横幅よりもむしろルーフが上ったことで頭上の空間に寄るところが大きい。

不満はやはりスタイルか。フェンダーの出っ張りや縦長のライトなど部分を見ると良いように感じるのだが、全体を見るとバカらしいくらい格好悪い。前のモデルも最初に見たときは「微妙」と見えたが見慣れるにつれ良いデザインと思えてきたので、そういうときが来るとよいなぁ。

商品としては相変わらず。
都会ではおよそ必要ない「オールウェザーパック」を選択しないとマッキントッシュのオーディオを選べないなど抱き合わせ商法は健在。VDCやSI-DRIVEは全車標準となったが、SRSやキーレスアクセス、パワーシートなどはLパッケージを選択しないと装備されないので、満足度からするとLパッケージを選ばざるを得ないだろう。スポーティなSパッケージはいいのだが、なぜか助手席のパワーシートが端折られるなど不満がある。
価格面では努力したのだろうが、こういった商品のパッケージングで結構台無し感が漂う。

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