時間があったので、マツダのRX-8を試乗してきました。
言うまでもなく、現時点で世界で唯一のロータリーエンジン搭載の自動車。しかも、マツダが一応まじめ作ったスポーツカー。このクラスで2シーターだと売れないので、後部座席も用意し観音開きの後部座席のためのドアまでつけるこだわりよう。もっと売れてもよいと思うのだが……
マイナーチェンジ後は初めてかな。乗ったのはタイプSという6速MTのグレード。
以前のモデルは各所のロータリーエンジンのモチーフが埋め込まれるなどかなり凝ったエクステリアだったが、今のモデルは割と普通のスポーツカーになった。乗ってみると左右のフェンダーの盛り上がりなど、やっぱりカッコいい。後部座席にも座ってみたけれど、さすがに頭上は厳しいが足などは意外にゆったり。
乗った印象は、初期型より剛性が上がったなというのと、乗り味がかなりよくなったということ。前はかなり跳ねていたが、今回はそういった印象がほとんどない。剛性が上がってサスがちゃんと仕事をするようになったのか、サス自身もチューンされたのか不明だが。
エンジン自身は最高出力が250馬力から235馬力に落としてあり、その分トルクを厚くしている模様。だが、やっぱり回してなんぼのエンジン。B4に慣れていると発進時ちょっと気を使うくらい。営業が大丈夫だというので、シフトダウンして5000回転くらいまで回すとそりゃもう気持ちいい。B4のEZ30Rは回すに従ってキューンとモーターのようと言われるが、こちらはさすがロータリー。低速からまさにモーターで、その静かなモーターのような感触のまま高回転の盛り上がっていくのは圧巻。が、やっぱりもうちょっと低速トルクが欲しいな。
見積もりしてもらったら、諸々込みで360万くらい。今の車の査定が7年目で80万くらいってことなので、お手頃かな。
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