Bywordというエディタを購入。
最近こういうの流行ってるのでしょうか。以前から愛用のWriteRoomで広まった感があるフルスクリーンエディットを売りにしたエディタです。最近OmmEditor Danaというのも似たようなコンセプトでした。
「フルスクリーンエディット」とは、MacでいうとメニューバーやDockすら消し去って本当に画面全体をエディット画面にしてしまうというもの。Webサイトや資料などを別のウィンドウで参照できないとデメリットはありますが、エディットに意識が集中できて意外にも心地よいものです。
WriteRoomはシンプルにエディタで、OmmEditor Danaは背景やタイプ音、BGMなども付いた「環境」にフォーカスしたソフトでしたが、このBywordは丁度両者の中間でしょうか。Danaほど凝っていませんが、WriteRoomほどそっけないものでなくフォントや配色など美しくソフトな雰囲気が作られています。ただ、多くのフルスクリーンエディタのようなタイプライターモード(カーソル行がスクリーン下部でなく中央で固定してタイプしていくと、テキストがスクロールしていくモード)はありません。
変わったものとしては、現在カーソルある前後の数行に集中できるよう、それ以外の行をグレイアウトしてしまう機能でしょうか。これらの機能を以外はメモ帳なみにこれといった特殊な機能はついていません。
Macの標準のエディットコントロールを使っているためEmacsの標準のキーバインドが使えるのはEmacs使いとしては、変に機能を盛り込まれてキーバインドが特殊なエディタより使いやすいです。
無駄をそぎ落としたインターフェイスで広まったフルスクリーンエディットだが、わたしのアプリケーション・フォルダには、WriteRoom、OmmWriter Dana Lite, Byword。フルスクリーンモードをサポートする他のジャンルだと、Scrivener, Ulysses, MacJournal。これは無駄ばかり……
そう言えばMac上のCarbon Emacsも似たようなモードをサポートしていたのでした。以前 .emacsに組み込んだ設定を書いておきましょう。
(defun toggle-fullscreen ()
(interactive)
(set-frame-parameter nil 'fullscreen (if (frame-parameter nil 'fullscreen)
nil
'fullboth)))
(global-set-key [(meta return)] 'toggle-fullscreen)
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