キングジムと言えば、わたしの中では「テプラ」。 まぁ、発表当時テプラも革新的な商品でしたし「キングジム、侮りがたし」って思ったものですが、 その後20年以上「キングジム=テプラ」ってなっちゃったのは企業としてはあまりよい状態でないかもしれない。
そんなキングジムが昨年発表した「ポメラ」。 どれくらい売れたのか知りませんが、わたし的にはなかなか隙間狙い的な商品ながら「テプラ」以来の革新性を感じさせてくれたのも事実。
そんなキングジムが次に何やるかなと思っていたら、これです。SHOT NOTE。 iPhoneの専用アプリを備えた「紙のメモ」。うーん、マジか! と悩んでいましたが、 やっぱり買おうと先週注文しました。しかし、このSHOT NOTE、結構どこでも売り切れで、「もしかしてブームなの?」って、更に物欲を刺激します。
さて見た感じ何の変哲もないメモ帳です。ちょっとROHDIAに似ていなくもありません。各用紙には四隅に四角いマーカーがあります。専用のiPhone取り込みソフトはこれを手がかりに読み込みを行っているようです。用紙自体は画像として取り込まれますが、ヘッダーにある日付や連番の部分だけは、ORCで認識されてデータとして取り込まれます。
で、マァ、取り込んでみた結果です。
さすがに専用ソフト、四隅のマーカーを手がかりに、多少写真が傾いていても自動できれいに補正してきちんと正面からスキャンしたような画像にしてくれます。OCR部分もきれいに読み取ってくれるので、これを管理のキーにすればよいのかもしれません。
細かい字や絵もきちんと取り込まれていて、明るさやコントラストなど細かい修正も大丈夫です。実際に手書きのメモを簡単に取り込むのはJotNotでも同じようにできますが、机の色や明るさにより手作業で範囲を指定するなどの対処が必要となるケースがあります。SHOT NOTEはさすがに専用だけあって、ほぼ自動でここまで完全に取り込みが可能です。
とここまで来て「普通のメモ帳におんなじマーカーを描いておけば、同じことができるんじゃないですか?」という無情な質問。早速やってみると、ROHDIAに同じようにマーカーを描いても、きちんと取り込むことが出来ませんでした。いろいろ試した結果、ページしたのSHOT NOTってロゴがどうやら取り込みのキーになっているようで、この部分を汚したりホワイトで消したりすると取り込み自体がうまくいかないようです。っぱり、フォームをまねて作成して無料のアプリだけ使うとかの対策なんでしょうね。
では、ROHDIA No.13とほぼ同じようなメモ帳に800円の価値があるかというと、初回でネタとしてなら買うがもう買いません……です。ハイ。
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