車検のついでに、新しいEyeSight付のレガシィに試乗してきた。
EyeSightについては、2007年のモーターショーで特別招待の食事会で開発者の方とお話しする機会があったが、当時こうなるとおっしゃっていた機能がほぼ完全に実現している。
最初は、TVのCMでもやっているATのクリープで車に見立てた風船にノーブレーキで突っ込んでいくというプリクラッシュブレーキ。15Km/H前後の速度だが、風船の直前できちんと急制動がかかり50cmくらい手前で見事停止。実際には急制動でなく普通にも停止できるそうだが、それでは認可されなかったとのこと。役人ってバカだねぇ。
いやぁ、CMなどの映像では見ていたものの、実際に体験するとこれは本当にスゴい。水平対抗エンジンの賜物で自動車アセスメント09/10グランプリを受賞したばかりだが、本当に今の日本車では一番安全なクルマと言えるのではないだろうか。
その後、公道に出て全車速追従のオートクルーズを体験。
EyeSightのステレオカメラで前方車との車間距離を図りながら速度制御をやってくれる。信号待ちで前の車が停止していると完全停止まで自動的に行なわれる。最初はビビッて、ついブレーキを踏んでしまい営業に「自動で止まるとこ見せたいんでブレーキ踏まないでください」と怒られる。ブレーキもアクセルも踏まないのに、レガシィが速度を変えたり、止ったりというのはなんとも奇妙な感覚。でも、高速道路での長距離運転なんて、これがあればどんなに楽になるだろう。
ハイブリッドだ、電気自動車だと流行りだけれど、こちらのほうが格段に自動車の未来を感じさせてくれた。
帰りにもうすぐ発売のレガシィのSTI限定モデル T'sの試乗車が入荷するとの情報をキャッチ。しっかり試乗の約束を取り付ける。今度の営業さん、新人ながら気が利くね。
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