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発表多数

何やかやと色々な発表があった日だった。

Yahoo! JapanとGoogleが技術提携

US Yahoo!がMicorsoftのBingを採用したので、日本でもMicrosoftが採用されて…… って思われていたけれど、Googleの検索エンジンの提供を受けることに。もともとYahoo! JapanはGoogleを検索エンジンに採用していたこともあるけれど、今回目を引くのはオークションなどのYahoo!のコンテンツがGoogleの検索結果にも表示されるようになるとのこと。Yahoo!はポータルサイトとしては日本ではもっともポピュラーなものだろうし、Googleのほうは検索サービスとしてはもっとも利用されているだろう。一方で検索・広告サービス事業者としては競合する。この両社が、ある部分では微妙に連携するというのは、今後の影響は大きそうだ。

Apple新製品発表

噂されていた新Mac Proがついに発表された。これに合わせてiMacのラインナップも一新。買い替えようか。

iPhoneのマルチタッチの技術を応用したと思われる、トラックパット Magic Trackpadも発表された。Bluetoothで接続でき、表面全体でクリックでき、マルチタッチを応用したスクロールやスワイプなどのジェスチャーでの操作も可能。これって、限りなくMac OS Xの操作性をiPhoneやiPadに近くできそうな……

一番意表をついたのが、Battery Charger。Magic TrackPadなど、単三電池を使用する周辺機器が増えてきたので必要性はわかるが、エネループなどもあるので今更純正を出す必要性があったのかな。でも、Appleロゴが入っているとつい買ってしまいそうな……

Jailbreak合法に

3年に一度著作権法の見直しは3年に一度行われるらしく、今までグレーだったiPhoneなどのメーカーの制約を外すJailbreakなどの行為が合法との確認がされたということ。

デジタルの著作物については技術の進化に伴って、一端決めた制限や著作権保護の状況が現状に合わなくなってくることは予測できることで、それを、「技術的アクセス制限手段の回避禁止についての免責条項」の定期的な見直しという仕組みを持っている米国と言うのはすごいなぁ、と。

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Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。

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