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Au IS05

Auの端末を最新のAndroid端末 IS05に機種変更しました。

最新のAndroid 2.2を搭載したSharp製スマートフォンですが、極力スマートフォンっぽさを感じさせないよう小型化されているようです。小型化の代償として液晶面が小さくなっており、3.5インチ、640×960ピクセルの液晶はスマートフォンとしては若干使いにくさを感じます。また、スマートフォンはでタッチパネルを操作することになるため、本体は左手で持ちボタンも左手で操作するのが一般的だと思います。ところがこのIS05は電源ボタンやボリュームボタンがすべて右側についており、左手での操作が非常に困難で、ちょっとした操作でも両手を使う必要があります。

システム的には、CPUにMSM8655(1GHz)が搭載されていて、iPhone4のCortex-A8コアも1GHzですから同等なんでしょうか。実際にはOSやアプリの問題もあるかもしれませんが、若干もっさりです。バッテリーは1230mAhで、iPhone4の1,420mAhよりも若干見劣りしますが、持ちは良さそうです。

iPhoneに慣れてしまっているせいか、使い勝手はあまりよくないです。寄せ集めとはいえアーキテクチャはモダンだが、いわゆる既成のコンピュータの作法を持ち込んでいるのでiPhoneのようなアプリも含めた統一感には欠けるような気がします。UIなど多くの部分でiPhoneのフォロアーなのに追いついておらず、細かいところで期待した動作が行いのでiPhoneユーザーはイライラするでしょう。プリインストールのアプリもゴテゴテとたくさんあって邪魔になりそうです。

一番困りそうなのが通知機能。メールにしてもBelugaのようなアプリにしても、音による通知と上部のバーにメッセージが表示されたりはするのですが、iPhoneのようなダイアログが表示されず、携帯のようにLEDによる通知もないので、着信時に見逃すと気づかずにそのまま過ごしてしまいそうです。

ここ2~3年で機能てんこ盛りの携帯はスマートフォンに駆逐されていくでしょう。今のところiPhoneはソフトバンクに限られているので、DocomoやAuなどの携帯ユーザーの移行先としてはAndroidなのでしょうが、この使い勝手だとなかなか普及が厳しい印象を受けました。

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