カミさんのメールサービスの移行とともに、近くPCの入れ替えを予定しているので切り替えがスムーズなようにプロトコルをIMAPに移行させた。
dot Macはサーバー側の容量が小さかったが、今使用しているサービスでは600MBのスペースがあるのでIMAPでサーバー側を中心に管理しようかという気になってくる。そう考えると、Anti-VirusもAnti-Spamもサーバー側でやってくれる、フォルダの振り分けもサーバー側で設定できる。ぜーんぶ、サーバー側でやれば、MUAとしてファイルの管理方法や振り分けルールの優劣などどうでもよくなる。いつでも、MUAは極論すればビューアーでよく、そうすると何でもよいしお乗り換えもお気楽ではないか。
という訳で、純正のMail.Appに再び活躍してもらうこととなった。
今、愛用しているGyazMailは現時点でPOP3にしか対応していない。
ロードマップ上IMAPへの移行は表明されているので、いつになるかわからないがいつか対応してくれるだろう。別に不満はないのだが、IMAP対応となったとき、現在POP3でローカルに落としてきたメッセージとIMAPサーバー上のメッセージはいずれにしろ生き別れになりそうな気がする。
Windows上Beckyで移行したカミさんのメールボックスはそういう状態であった。BeckyではローカルのフォルダにあるものをIMAPのフォルダに移動させることはできなかった。フォルダ内のメッセージをすべて添付で自分にフォワードし、サーバー上でフォルダを指定して展開させるという荒技で一部のメッセージについては移動を完了させた。MacのいくつかのMUAで試したが、この技は使えそうにない。
そうすると、このままPOP3でダウンロードしつづけるよりも、サーバー側に残して多少不満があるもののMail.Appでしばらくしのいでおくという手がよさそうだ。ThunderbirdやGnuMailなどいくつか試してみたが、いずれGyazmailにもどるならばどれでもいいではないか。アドレス帳も共有できるということで、しばらくはMail.Appでいこう。
ちなみに、Thunderbirdはなかなかよかった。既存のメッセージやアドレス帳の移行が提供されている機能だけではGyazMailからは移行できずこれは困りそう。GnuMailもなかなかよさそうだったが、Preview版であるせいか動作が安定せずまだまだという感じだった。
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