Skypeを導入してみた。
以前Windowsのときにインストールしたことはあったが放置していた。そもそも知り合いとしかチャットやボイスはやらないのでiChatで十分だし、固定電話や携帯電話についても料金的にはうちのプロバイダで提供されているIPフォンとほとんど変わらないのでわざわざPCで話すこともあるまいと思ったのだ。
ところが、会社でSkypeを使っている同僚を見て思い出した。そうだ、オーストラリアの片田舎に妹がいた! 彼女のところは田舎でブロードバンドなんぞ来ていないので、iChatでお話をするわけにも行かず必然的に連絡は電話しかない。
料金を聞いてみると、オーストラリアとの国際通話は格段に安いじゃないか。
うちのIPフォンの場合オーストラリアとの1分あたりの通話料金は約50円、Skypeの場合約3円程度である。比較にならない。
早速MacOS版をダウンロードしてインストールする。
こちらは先日リリースしたばかりのVer.1.0.0.0。Windows版よりバージョンが低いため比較すると、チャットする上で互換性や機能的に劣る部分があるようだが、SkypeOutと呼ばれる電話との通話は特に関係ないので気にしないことだ。
インストールして一通り設定したら、自分のアカウントを作成する。
アカウントを作成したら、SkypeOut Creditなるものを購入する。基本的に電話との通話については料金がかかり、プリペイドで一定金額を先に購入する形になる。購入するにはSkype Storeに行って「Buy SkypeOut Credit」のメニューを選んでクレジットカードを使って10ユーロづつ購入する。これで、もうSkypeを使って普通の電話にコールすることができる。
最初は、Macに向かってお話しする違和感に悩まされるかもしれない。が、さんざんiChatで経験済みの私からすると、すぐに慣れる。気にしないことだ。また、通話の品質など気にされる方もいるかもしれないが、無線LANで実質20M程度の内の環境では全く問題なかった。
電話のかけ方は、“00”+国コード+電話番号か“+”+国コード+電話番号だ。例えば、03-1234-5678という日本の番号にかけるときは “0081312345678”か“+81312345678”とダイヤルする。日本の場合はどちらでもかかったが、オーストラリアの場合はなぜか“+”をつけたかけ方しか駄目だった。
ちなみに、オーストラリアの片田舎にかけたところ13分ほど話して30円程度……安い。これは国際通話するならば、使うしかない。これからはもっと電話しよう! これで遠く海外で暮らす妹に電話の一つもよこさない甚だ薄情な兄の汚名も多少注がれるだろうか。
国内通話でも、IPフォンなどを使っていない人はお試しあれ。
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