こんぶ茶が好きだ。
でも普通にスーパーで売っているものは、50〜70g程度の量しかない。それでもそんなにすぐになくならないのだが、特に冬には中毒的にこんぶ茶を飲むわたしとしては心配で仕方がない。「こんぶ茶がなくなったら!」と毎日心配する。だが、こんぶ茶と言えど大量に買おうとすると一缶300〜400円と結構高いのだ。
で、どーんと買ってしまったのが、「業務用昆布茶100g×10」!
あぁ、これで安心してこんぶ茶を飲める。
大体お茶としてだけでなく、ダシの代用、塩の代用にと料理にも使えるのだ。
てんぷらを塩の変わりに、こんぶ茶の粉を少し付けて頂くととってもおいしい。みそ汁に隠し味として入れると絶品。はなまるでも紹介された、あつあつのご飯にこんぶ茶を少し入れて、そこにしば漬けやたくあん、シソ、ミョウガなどを刻んでちりめんじゃこを入れて混ぜ合わせると、かなーり幸福な時間が過ごせる。
ってことでせっせとこんぶ茶を消費しよう!
Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。
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