スバルからはダイハツに中型車をOEM提供するらしい。 スバルの中型車と言えば、インプレッサしかない。確かに新インプレッサはクルマ自体よく仕上がっているし、先代のインプレッサほどはっきりデザインがダサダサでもない。よくできたクルマだ。しかし、ダイハツブランドのインプレッサを買うヤツがいるのかなぁ…… ダイハツからスバルへの小型車、軽自動車のOEMも検討されているらしい。 ダイハツの小型車というとブーン、確かにこのセグメントのクルマをスバルは持たないが…… これだったら軽自動車でいいなと思わせるクルマ。 軽自動車のほうは、確かにR2の上物だけすげ替えたステラだったらムーブか、タントを持ってきたほうがよいかもしれない。願わくば、R1/R2ラインは残して欲しい。 乗用車以外ではサンバー。 GMと提携していた頃スズキからのOEMに置き換える線でほぼ決定したという。提携が潰れて生き残っているが大丈夫だろうか? 一番スバルらしいクルマだと思うのだが……富士重工業とトヨタ自動車の子会社のダイハツ工業が、乗用車の相互供給による提携で交渉を進めていることが30日、分かった。
Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。
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