Mac OS XのGoogle Chromeの安定版が始めて公開された。今回はLinux版も発表されていて、各プラットフォームで真剣に取り組んでいくGoogleの本気が感じられる。
WebKitをレンダリングエンジンに使ったChromeはSafari同様かなり速いブラウザだったが、今回更にパフォーマンスが上がっているという。そのスピードをアピールするYouTubeのプロモーション動画でもその自信が伺える。ということで手持ちのブラウザでテストをやってみた。テストはJavascriptとCSS renderingのベンチマーク
まずは、JavaScript。
Webkit陣営の圧勝で、ChromeもSafariとほぼ同等のパフォーマンス。独自エンジンのOperaのパフォーマンスもかなり高い。以前のバージョンで確認したときはとっても遅かったのでちょっと驚いた。それに比べMozillaのエンジンを使ってるFirefox, Caminoの遅さが……
CSS Rendering。
こちらも、WebKit系のSafari, Chrome, OmniWebとも速い。Operaはこちらでもがんばっている。Mozilla系のFirefox, Caminoはこちらでも振るわず。
IEを含めていないが、シェア的には一番高そうなFirefoxの結果を見ると、Googleのユーモアたっぷりのプロモーション動画もうなずける。パフォーマンスだけを見るとやはりSafariが一番。ただ、Chromeは同じWebKitということで互換性の面でも安心だし、更にExtensionがこれから発表されることが期待できるのでMacでのブラウザの選択肢としてはかなり有力か。
もっとも、来月のWWDCでSafariのExtensionが発表されるという噂だが……
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