iTumesで聴感上のボリュームが均一となるようボリュームの設定を調整してくれる iVolumeがバージョンアップされていた。
以前書いたようiVolume 1.xのころからiTunesのサウンドチェック機能よりもかなり自然な音量にしてくれていたが、今回はメジャーバージョンアップでこのボリューム補正の方針が大きく変えられたようだ。音楽ファイルをスキャンして聴感上の聞こえ方から音量を設定してくれるところは大きく変わっていない。が、音量の補正の方法が変更されている。
メジャーバージョンアップで有償だけれど、それだけの内容はある。
1.xのころは音量の補正を曲情報のオプションにある音量調整のスライダーに結果が反映されていた。2.0からは音楽ファイル自体のボリューム情報に書き込まれるようだ。同じく曲情報の概要のところにある「ボリューム」で確認することができる。この変更に応じて、いままではサウンドチェック機能をオフにすることが奨励されていたが、今回からはサウンドチェック機能をオンにしなければならない。
1.xから移行すると、再度曲をスキャンしボリューム補正を始める。このとき、1.xで設定された音量調整を無効にするため「Set Manual Volume Adjustments to 0%」というオプションをオンにしてから始めよう。わたしの場合、何件「No Tag Error」というエラーが出た。FAQ通りライブラリを再構築(バックアップして再コピー)してもう一度Adjustするとすんなりと成功。2,400曲近いライブラリで再補正に4時間近くを要した。
今回の修正は、1.xの方法だとiTumes上での再生では問題ないがiPodなどでの再生時うまく調整できないケースがあったためという。すでにiTunes上ではVolumeLogicというリアルタイムでボリューム補正をやってくれるコンプレッサー&エキサイターのようなソフトを導入しているが、こちらはAirExpressでの再生やiPod上では全く無力なので、特にiTunes外での再生が改善されるのはうれしい限り。
確認したところiPodでの再生で、古いCDを音源とするものは以前よるもボリュームが上がり新しい曲とランダムに再生しても以前よりもさらに違和感がないようだ。
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