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SWIFT Sports

Legacyの六ヶ月点検で待っている間時間があったので、スズキのSWIFT Sports(スイフト スポーツ)を試乗してきた。

試乗車はカタログカラーのイエローでメーカーオプションが何も付いていない状態。
スタイルはノーマルなSWIFTのシンプルなところを引き継ぎながら、専用のエクステリアを奢ってうまくプレミア感を出しているように思う。たしかにスポーティで迫力があり、思ったよりエクステリアの質感はよかった。

インテリアのほうもノーマル同様シンプルだが、赤と黒のツートンを基調にしているので印象ががらりと違ってスポーツカーっぽい。少しわざとらしいくらいか。メーカーセットオプションのほうを選べばレカロのシートが付いてくるので、本物っぽくなる。

走ってみると、1.6Lのエンジンはかなり中回転域を中心に下からしっかりトルクがでているのでリラックスして乗ることができるし、欲しいところではしっかりとパワーを発揮してくれる。1.3Lのノーマルに乗ったときは「これで十分か」と思ったものだが、これに乗るとやっぱりこれくらい出てくれると余裕でよいなぁと思えてくる。ただ、気持ちよく吹け上がっていくタイプではない。従って街乗りではスピードはかなり出ていても、感覚的にはそれほど快感はないかもしれない。この当たりはより小さなエンジンでチューンしてあるMarchの12SR当たりのほうが爽快だろう。

ノーマルではよい感じにしなやかで踏ん張り感もあるサスだったが、こちらはかなり堅めな感じ。ただ、ボディー剛性がかなり高そうなので、カーブなどでサスに負けるようなこともなく負荷をかければきちんと仕事をしてくれている感覚がよくわかる。ちなみにハンドルはかなり重ためにセッティングされているようなので、街乗りの交差点が続くと女性はちょっと疲れを感じるかもしれない。高速で飛ばす分にはこれくらいのほうが安定してよいし、思いっきり飛ばせるサーキットなどではこのくらいで振り回す方がいいだろうと思う。

ちょっと違和感のあったのが、クラッチとシフト。
クラッチは踏んだ感覚がスカスカでどこでクラッチが切れたのか、繋がったのか全く感覚がつかめない。信号2つ位で慣れエンストするようなこともなかったが、最初はちょっと怖かった。もう少し重めにして、ドライバーへのフィードバックを高めた方がよいような気がする。シフトの感覚は、短めのコラムでよい感じでスコスコと決まるスポーティなものだが、若干シフトコラムの遊びが多くシフトチェンジのときももう少しかっちりと「入った」っという感じがほしい。

まぁ、これがメーカーセットオプションとナビなどをつけても200万前後に収まってしまう、これは大変お買い得だと思う。つぎにもし買うならこんな車でもよいなぁ。

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