IBMが新しいソフトウェアを発表した。
The new IBM Rational COBOL Generation tools are designed to help developers learn to write mainframe applications for SOA (service-oriented architecture) after only a few lessons.
これって、昔からあるCSPじゃないか。
CSPとは“Cross System Product”と製品で、COBOLに似た言語でVisualBasicライクにMainframeのアプリケーションが書けるという4GLのIBMの開発ツール。CSPも“VisualGen” (これも以前IBMが売っていたVisualAgeという開発ツールにあやかったもの )とかいろいろ名前を変えているが、ついにRationalブランドになりましたか。“Rational” + “SOA Enabling”を謳ってみる、今の戦略の典型ですね。
CSPといえば、CSPをCOBOLに変換するサービスを行っている会社を見つけた。
SoftPlexというこの会社で、以下のようなサービスを行っている。
弊社では、IBM共通業務開発言語CSPプロダクトで作成されたアプリケーションをCOBOL言語へコンバージョンするサービスをご提供しております。/p>
CSPは当初はESFという中間言語で動くものだったが、実はCOBOL生成してコンパイルした実行形式のアプリケーションを生成するようになってもう20年(たしか、90年頃発表前の製品で開発やらされたっけ)。 それをサービスにするなんてニーズがあるのかなぁ。
しかし、よく読むとCOBOL変換後は、CSPのランタイムは必要ありません。
とか、変換されるCOBOLは、全てCSPで使用したフィールド名を使用するため完全に理解し易いソースコードが生成されます。
とか結構魅力的。
IBMのCOBOL生成機能で作成されたCOBOLは人が読むことを想定しておらず、GOTO文の嵐なのでこれはよいかもしれない。しかもIBMのCOBOL生成したモジュールも専用のランタイムが必要なのだが、それも不要になるならすばらしい。
負の資産を抱えているどこかの部門の人に教えてあげよう。
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