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ピック

使っていたPICKBOYの Hand Made Natural Series(たぶん)の黒檀のピックがダメになってきたので、新しいものを買ってきた。 このシリーズは黒檀やローズウッド、牛骨や角など自然の材質のものを使用したピックのシリーズ。木目が細かいので黒檀ものもが気に入っている。形状自体は典型的なティアドロップ型だが、厚さが5mm程度ありピックとしては異例の分厚さだ。ピックには親指用の凹みと裏面に人さし指を引っかける溝が削り出されているので手にフィットしホールド感は抜群。 この黒檀のものは木目が細かいので通常のプラスチックのピックと比較すると材質による音質の変化はあまり内容に思う。タッチも違和感はない。ピック自体が分厚いので、音は丸くぶっとい音になる。最初は違和感があるかもしれないが、慣れてくるとピックのしなりによるズレがないのでこれじゃないと正確に弾けない気分になってくる。 左が数ヶ月使ったもの。やはり木なので弾いているうちに削れてくる。形状が変わるくらい使い込んだが、ここまで使えるのも厚さのおかげ。削れてくることで弾き心地や音質も変わってくるので面白い。ピックに「エージング」を感じたのはこれが初めて。捨てるのは惜しいくらい。 ちなみに後ろに見えるのは、Fenderの普通のティアドロップ型のピック。ただし、YUIモデル。

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リピート

Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。

Jing Project

appling with wordpress で知ったスクリーン・キャプチャのユーティリティ。 Jing Project - スクリーンキャストを共有 via appling with wordpress : これまでスクリーンキャストを撮るには Snapz Pro X を使っていましたが、この Jing に変えてもいいかなぁと思える程よくできてます。しかも無料で使えるのがとてもうれしい。もちろん、スクリーンキャプチャもできますよ。その場で、マーカーや矢印、テキストを加えて編集できるところも便利ですよね。あとはアップロード先を決めてボタンを押すだけの手軽さ。 「スクリーンキャスト」という言葉が使われているが、いわゆる「スクリーンキャプチャ」のこと。気持ちは Jing のサイトにガイドの動画があるので見てみるとよい。なかなか面白い。 TechSmith はWindowsのスクリーンキャプチャとしては歴史あるSnapItの開発元である。 Jing は彼等が開発している新しいスクリーンキャプチャのプロジェクト。SnapItと競合しているようだが、あちらは有価で販売されている製品で編集機能も豊富だったりサポートされる動画形式が違ったりと違いがある。 キャプチャした様子は以下のような感じ。 Uploaded with plasq 's Skitch ! 動作としては、ほとんど Skitch と同等。静止画のキャプチャとして見ると、編集機能の豊富さ、アップロードサイト設定の柔軟さ、スクリーンカムも使用可能など Skitch の方が優れている点が多い。画像公開のためのSkitchの Skitch.com のような専用のWebサイト Screencast.com が用意されているのも同様だ。 Skitch はアップロード後、連携するWebサイトをブラウザで開いてくれるが、 Jing のほうはアップロード後アップロードしたサイトを開かずクリップボードにコードを貼り付けてくれる。1ステップ省けるという訳。 Skitch.com はこのサイト上での管理はあまり考えられていないようで、 Skitch なしではアップロードもできないしサイト上はフォルダもなく画像の一覧がなされるだけ。今のところベータ版のようで無料だが将来の不明。 Screencast.com は 有料...

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