『城の崎にて』
昔は必ず国語の教科書に載っていた志賀直哉の名作だ。
療養中だった志賀直哉が、日々の情景と死生観を重ね合わせて「日常」を描いた作品だ。ストーリーがある訳でもなく、死生観については序文に示されていてうじうじと繰り返されるだけ。つまんねぇ〜とか昔は思っていた。
年を経てくると、「36歳の若造が死生観なんて語れるか!」と割り切れてくる。そうすると、日常の描写が妙に淡々と簡潔にまとまっているがよいかなと思えてくる。重たい死生観との感想を除けばブログの文章のお手本となりましょう。
それはともかく城崎温泉に行きたくなったので、来月行く。
眠れないので、明日に迫ったWWDC2010の予想でもしてみよう。 もう確実なのがiPhone新モデルとiPhone OS 4.0の発表。 予想される大きな改良点は、 マルチタスクになる ホームにフォルダなどの概念が取り込まれ、UIが大きく変更される テザリングが可能となり iPhoneをWiFiルーター化できる iChatが組み込まれる Facebookとの連携が組み込まれる ファイルの同期がiPadのように組み込まれる iPadとの同期がMacなしで可能となる 既にiPhoneの3G上で動作するSkypeが発表されているのでインパクトは薄いかも知れないけれど、3G上で動作するVoIPとしてiChatが提供されればユーザーとコミュニケーション・ツールとしてのiPhoneの使い方は大きく変わりそうな気がしている。 その他には、Safari Extension、新Macbook Air、新Mac Proなどかな。iTunes.comも噂されている。そう言えば、MobileMeの無料化なんてのも噂としてあるが……
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