MIFLESの話題なんて書いていてたら、今度はWZ Editorがバージョンアップ。
アウトライン機能の強化や、マルチタブの導入、行の折りたたみ機能などを取り込み、更にテキストの整形機能も強化されているようだ。独自のマクロであるText-Cも強化されカードソフトまがいのこともできるようなったようだ。
しかし旧バージョンのWZ Editor 5が出たのが2003年9月頃だったので、なんとまぁ丸5年放置状態だった訳だ。こんな状態でまだ開発継続されてるなんて誰も思ない。結構独自の機能もあるので、資産としても危なくて使ってられない。
同じヴィレッジセンターからの発売でネーミングも何となくVZ Editorを意識したものだったので、当初は皆が後継製品とばかり思っていた。キーアサインも互換性を持っていたし、マクロの互換性はなかったものの強力なマクロ機能を持っていたので、大いに期待したものだ。ところが、頻繁にパッチをリリースし完成度を常に高めていたVZ Editorのc.mos氏と比べると、このWZ Editorの作者さんは手の遅いこと。頻繁に使用していた時期も、既知のバグが報告されているのになかなか改善されず嫌気がさしたものだ。
また設計思想も、VZ Editorは一本筋が通っていたのに対し、今回のリリースアップの内容を見ても多機能ではあるが「今時こんな機能?」的なものも多い。以前鳴り物入りで取り入れたメールの機能も、今回はサンプルに成り下がっている。
バージョンアップ試してみるかなと思ったが、メディアもシリアル番号が書いてあるマニュアルももう捨ててしまっていた。普段はMeadowで十分だし、会議なので議事録をタイプするようなときは秀丸エディタというのが現状(プロジェクターで投影したときに、見えるようフォントの変更がMeadowだと面倒なため)。その秀丸エディタもマインドマップツールのJUDE Think!に座を譲りつつある。
バージョンアップに驚くというより、自分が死んだことに気づかない「ゴースト」を思い出して悲しくなってきた。
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