普段の足がないのでミニベロを買った。
ミニベロにしたのは、こちらでは自転車の盗難が多く普段は部屋に入れておけるように。この自転車は16インチのミニベロだけれど、普通の16インチものよりよい点がいくつかある。
- かなりホイールベースが長いためゆったり乗れるし安定が少しよい。
- シマノの7段ギアでギア比を上げてあるので7速だとクランク1回転での距離が出て、そこそこスピードも出る。
- フレームがアルミ製で11kgと価格の割に軽く出来ている
- 一般的な折りたたみ自転車と違ってフレームは折り畳めないが、その分剛性が高い。ちゃんとフレームの振動テストなどもやっているようだ。
- ハンドルバーだけは折り畳めるので、その分幅を取らないので狭い廊下でも置ける
いくつか欠点もある。
やはりミニベロなので高速を維持するのはつらい、つまり長距離のツーリングには向いていないということ。これはUrban BIKEをテーマとしているメーカーだから仕方がない。
次にハンドリングがピーキーすぎること。原因はキャスターオフセットが小さいこと。機敏さに通じていて面白いのだが、直進安定性が悪くなっていて速度が上がってくるに従ってハンドルがブレ始める。ま、16インチなのでそもそもそこまで高速を維持すること自体難しいのでこれ自体は大きな問題ではない。
最後に、ブレーキングの不安定さ。フロントフォークに対してハンドルバーが前方にオフセットしているため、前輪に荷重が掛かり易くなっている。ブレーキング時に、先のキャスターオフセットも問題でハンドルが急に切れることがあり、そこに前輪に荷重が掛かってしまうとジャックナイフ状態に陥りがち。下り坂道でのブレーキングにはちょっと気を使いそうだ。
ま、見た目重視の都会派ミニベロだし、ハンドリングも面白い。漕ぎ出しも軽く、軽量さと高いギヤ比で、信号待ちからの発信でママチャリに負けて悔しい思いをすることはあるまい。
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