ちょっと問題のあるメンバーに啓蒙書でもと言われて手にした『部下の仕事はなぜ遅いのか 』。マーケットプレースで一円だったので購入。
「部下の仕事はなぜ遅いか」
身も蓋もなく言ってしまえば能力がないから。
コーチングを語った本だけれど、いわゆる万人を育てようというものでなく、一般的な会社の上司というのはコーチングが仕事でないのだから、なるべく労力をかけずに育成をしようというのが本書の主張。とすれば、言ってもわからない人に時間をかけるのはやめて切る。一定レベルの人にいわゆる95%の仕事をしてもらう育成も労力をかけない。
何を今更という内容だけど、まぁすっきりとはする。
問題は少ない労力でコーチングできるアセットが十分でないこと、言ってできないメンバーを「切る」ほど優しくなれないことかな。
問題のあるメンバーに渡すべき本ではないが、部下を持っている方は読んでおいてもよいのではないだろうか。ほどほどに。
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