なんの前触れもなく突然リリースされたGoogleの日本語入力プログラム
本日、Google 日本語入力 (ベータ) をリリースしました。
Google 日本語入力は Windows (現時点では 32 ビットのみ) および Mac に対応した日本語入力ソフトウェア (インプットメソッド) です。豊富な語彙と強力なサジェスト機能で思いどおりの日本語入力をサポートします。
[From Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力]
なかなか意表をつかれた。
Windows版とMac版が用意されているが、今回試したのはMac版。
Mac版ではことえりと同じキーアサインの設定がデフォルトになっているので、ほとんど違和感なく移行できる(うちは英語キーボードを使用)。
この記事はGoogle日本語入力を使用して書いているが、最新のWeb上の語彙から生成したという辞書はことえりやかわせみと比較しても変換効率はそれほど悪くない感じ。特にこちら沖縄でも珍しい苗字や、本土だけども珍しい3文字の苗字なども難なく変換出来るのは驚き。サジェスト機能もわたしの場合はそこそこ良い感じで働いてくれる。履歴が溜まっていくともう少し効率がよくなるかもしれない。
ChromeOSなども開発しているGoogleなので日本語のインプットメソッドを手がける事自体不思議ではないが、このプログラムのあのGoogleの「20%ルール」で生まれたらしい。 作成者の一人はPRIMIEの作者である小松氏、もう一人はAjax IMEの開発者である。こういう日本語処理に精通した人がいるから、ポンとでてくるのか。
現在WindowsとMacで共通して使用できるインプットメソッドを志向すると極端にストイックなSKK、入力効率を求めるとそれぞれATOK、かわせみとバラけてくる状況。で、この日本語入力プログラムがこの先安定してい供給されるのであれば、有力な乗り換え候補になるだろう。
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