最近凝っているAudioblog.comだが、動画への対応も進めているようだ。
現在はAudioblog.com内でβ版の機能が提供されているが、ニュアンスからすると別サービスとなるかどうかは不明。Videoblogと言い方からしてvideoblog.comとかなるのかも。
βとともに消されるらしい。
動画の取り込み方としては、iSightなどのPCに接続したカメラから取り込む機能と動画をアップロードする方法がある。アップロードできるファイルはAVI形式のみサポートされている。サーバー側でなんらかの加工がされているようだ。
LiFE with PhotoCinemaも動画形式での出力をサポートが始まったし、motion.dive.tokyoで作成した動画と合わせて利用できる。また、何らかのイベントのレポートなど動画でやるのもよいかもしれない。これからは動画でBlogか。
注意点:
現時点では、Safariからのアップロードはエラーとなる。Firefoxなど他のブラウザを使おう。サポートに確認したところ、今週末にでも修正をかけようとしているということだ。
また、MP3ファイルをアップロード時ID3 Tagに日本語を使っているとアップロード後の変換でやはりエラーとなる。面倒だが、日本語をTagに含む場合は英語かローマ字にしてからアップロードしよう。
Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。
コメント
コメントを投稿