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Stuffit Deluxe 10

圧縮形式の変遷 (Via appling 2nd.)

MacOS X を使うようになってダウンロードしている圧縮形式が sit 形式から Gzip 形式や zip 形式へと変化していることに最近気がつきました。

そう、Applingでも書かれているように明らかにsit(x)の時代は終わっている。
少し前まで長らくファイル名32文字という古い制約を残したままだったし、そのために長い名前がシステムで一般的に使われ出したMacOSXでは多くの問題を引き起こした。対応もまずく、Allume Systems, Inc.は完全にユーザーの信頼を失ったように見えた。その後対応されたものの、たくさん機能が付加されていくStuffIt Deluxeのインターフェイスはかなりまずいものになってきている。たとえば、DropStuffなどいくつかの圧縮形式が選択できるが、それがPreferenceでしか設定できなかったり(Drag&Drop前提のアプリケーションで誰がPreference設定画面など頻繁に開きたいだろうか)。一方で安定したdmg形式が生まれオープンな圧縮プログラムとの併用でMacOSXでは標準となってきている。bzip2を利用すれば非常にコンパクトな圧縮ファイルとなる。はっきり言うと非オープンなStuffItの出る幕などもうなさろうだ。

でも、アップグレードしてしまった(笑)
新機能のjpegファイルでも30%程度圧縮可能という謳い文句が、ちょっとだけ気になったから。実際のところ100ファイル、50MB程度の画像ファイルをDropDMGとStuffItで圧縮したところ、どちらもほとんど圧縮できず40数MBのままだったがたしかにStuffItのほうが数MB小さくなっている。「だから、何?」っていう位の差だけれど、アーカイブおたくとしてはこれで満足。
でも、使いどころはないだろうと思っていたら、意外なところでファイルの作成日や更新日を基準にしてアーカイブに含めるかを選択できる機能が付いたので、バックアップ用途にはよいかもしれない。

しかし、このテストで圧縮したアーカイブを開こうとするとStuffItの遅いこと。たかだか50MBでなんでこんなに時間がかかるのだろう。しかもProgressの表示がいい加減でのこり5秒で10分くらい待たされている。やはり……

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