逓信総合博物館に行ってきた。
明治時代の「郵便博物館」を起源として昭和39年に郵政省・日本電信電話公社・日本放送協会の共同で新たに開館されたらしい。
切手の収集数はど莫大で目を見張るし、日本で唯一の情報通信を扱った博物館ということで貴重なのかもしれないが、以下にもお国のお仕事という感じ。無配慮に税金をつぎ込んで、その割に観る側、使う側への配慮がないさそうだ。
特にあのボタンを押すと映像で説明が数分流れるスタイル、「マルチメディア」とか騒いでいた時代ならまだしも今じゃ博物館に足を運んであのスタイルでは全く意味がない。また、テレビにまつわるブースなど噴飯もので、「将来は地上デジタル放送を受信する携帯電話も登場し、携帯電話でテレビ放送を楽しむ時代もやってくるでしょう」
110円の入場料であまり注文をつけるのも悪いが、この博物館はこれで採算がとれているのかしらん。どうやって維持しているかを思うと、それはそれで心静かにはいられない。
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