バイオエタノールを混合したガソリンの試験販売がこの連休から首都圏でも始まった。
米国などは熱心にこのバイオエタノールを進めているようだ。中東からの脱却やトウモロコシ農家の擁護など米国なりの事情があり、それなりの狙いがあるのでしょう。
では、日本では?
- 内燃機関での燃費は3割程度落ちる。
- 価格面では6割といわれているが、補助金が前提の価格
- 日本では米国と違い、ブラジルなどの海外からの輸入に依存
という状況では果たしてどれだけ意味があるのか。
セルロース系のバイオエタノールが実用化していない現状では食物を燃料に回しているという構図で、食料が豊富な米国や日本ではともかく食料がどちらかというと枯渇している地域ではよいことなのか? まして、それすら輸入に頼る日本はこういった地域から食料を奪う形になってしまわないのだろうか。
メリットって、植物由来の燃料の場合CO2排出量を相殺してゼロと見做す……だけ?
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