スキップしてメイン コンテンツに移動

ニュー・インプレッサ試乗

本日からディラーから試乗の案内が着たので、インプレッサのニューモデルの試乗会に行ってきた。

雑誌などの写真での印象よりも、実際に目にした印象はかなり大きく伸び伸びとしたスタイルで好感。フロント周りののっぺりしたアイデンティティのかけらもなさそうなフロントも、実際に見ると思っていたよりひどくない。「かっこいい!」って訳には行かないが、これはこれでジワジワと良さがわかってくるデザインかもしれないと思った。もっとも、展示車を見ていた時に、横で説明をしてくれていた入社2年目の超可愛いわたしの担当営業さんとの歓談の雰囲気が影響している可能性は否めない。

インパネもマツダ車のようにメーターやスイッチ周りが赤く点灯するタイプで、非常に品のよいスポーティさをアピールしている。センターにはレガシィのようなインフォーメーション表示が標準でついている。グローブボックスもダンパーが入っていて、取っ手を引くと静かに開くようになっている! センターのecoボタンの横にくぼみが2つあったので「何?」と聞いたら「ペットボトルのキャップを置くところ」らしい(笑)

5ドアといっても今回リア周りの変更で荷室にでっぱりがないので、積載量はワゴンに近いのではないかと思う。実際ゴルフバックを2つ並べて入れてあったが余裕がありそうだった。後部座席を倒すと、フラットになり更に容量を稼ぐことができる。また、ホイールベースが伸びたことで、後部座席がレガシィ並に広くなっている。

今回試乗したのはS-GTという最上グレード。
ターボ付き2リッター車で250馬力というから、今のエンジン出力だけ見ればうちのLegacy 3.0Rとほぼ同等か。試乗車は通常のキーで始動するタイプだったが、オプションでトヨタからもらってきたスターターボタンもつけることができる。エンジンのほうは、レガシィの2.0GTほどではないが似た印象。低い回転数からモリモリとパワーが出ている。

最初に驚いたのはサスペンションのできの良さ。以前WRXに試乗したときは足回りががちがちだったが、今回のモデルは非常にしなやかに調整してある。上品なスポーティさといったところだろうか。ディーラーから車を出すときの段差やわだちのある道での車の揺れなど、ストロークがたっぷりある感じでゆったりとやり過ごしてくれる。それでいてカーブで変にふわふわする訳でなく、適度にロールをしながら踏ん張っているのが伝わってくる。はっきり言うとうちのレガシィよりいい感じ。フロントはほぼレガシィと同様だから、リアのダブルウィッシュボーンのおかげだろうか。

価格的には今回のモデルだと250万でオプションや諸経費で300万コース。
上質なスポーツ車としてみれば非常によい。WRXというブランドを捨てて、S-GTというグレード名にしたのはそういう意図の現れだろう。だが、実際のところレガシィのGTなどともかぶる価格帯ではどちらを選ぶかというと選ぶのが難しいところだ。それくらい良くできていると思った。が、これってよいことなのだろうか?

下のグレードは相変わらずお買い得で、今回スタイルも一新して魅力的になったと思う。売れてくれるとよいが。

試乗した上にたくさん販促のグッズをもらってしまった。感謝!

コメント

このブログの人気の投稿

WWDC 2010の予想

眠れないので、明日に迫ったWWDC2010の予想でもしてみよう。 もう確実なのがiPhone新モデルとiPhone OS 4.0の発表。 予想される大きな改良点は、 マルチタスクになる ホームにフォルダなどの概念が取り込まれ、UIが大きく変更される テザリングが可能となり iPhoneをWiFiルーター化できる iChatが組み込まれる Facebookとの連携が組み込まれる ファイルの同期がiPadのように組み込まれる iPadとの同期がMacなしで可能となる 既にiPhoneの3G上で動作するSkypeが発表されているのでインパクトは薄いかも知れないけれど、3G上で動作するVoIPとしてiChatが提供されればユーザーとコミュニケーション・ツールとしてのiPhoneの使い方は大きく変わりそうな気がしている。 その他には、Safari Extension、新Macbook Air、新Mac Proなどかな。iTunes.comも噂されている。そう言えば、MobileMeの無料化なんてのも噂としてあるが……

My name is E

E の名刺を作って、iPhoneの専用アプリを導入してみた。 写真のようにカードが表示されるので、相手に向かってiPhoneを振ってあげれば名刺が飛んでいくというインターフェイス。なにせiPhoneユーザーが周りにいないのでどうやって相手の認識しているか不明だけれど、おもしろいインターフェイス。 ちなみに、わたしの公開カードは http://eee.am/yostos

Thinkpad T42

新たに購入したお仕事用のPC Thinkpad T42が先週末届いた。 仕様は、Pentium-M 1.80GHz, 1400x1050の15型TFT液晶、メモリーは追加して1.5GB(増設用に2GBを用意していたが、秘書さんのPCが256MBで苦しんでいたので1GBあげてしまった)、指紋センサー付き。無線もEEE802.11a/b/g対応となった。 こうして、iBookと並べてみると対照的。天使と悪魔か…… 今まで使用してたT30と比較すると、多少CPUが早くなりUSBが2.0になり指紋センサーがついて、やけに軽くなった。腰痛持ちの私にとっては、重量がぐんと軽くなったのが一番うれしいか。それでも2kg以上あるが。 指紋センサーはパームレスト上に(写真でいうと右側)実装されている。付属のソフトで設定すると、起動時のBIOS、HDDのパスワード投入、WindowsXPのログイン用パスワード投入の代わりに、電源オン時の指紋照合一発で済ませることができる。センサーに読み込ませるためには、指を一定の角度でセンサーに向けてまっすぐに動かさないと誤認識される。多少コツが必要で偶に失敗する。指紋はいくつか指を登録できるので複数を登録しておいたほうが無難。 今回も新しいおもちゃになりそうな機能はいくつかついているのだが、2日くらいで飽きてしまった。仕事で使うには十分なスペックで、十分に快適。ちょっと前まではお仕事用のPCも結構愛着やこだわりを持っていたのだが、買い替えを行って新しいPCが来てもあまりワクワクしなくなった。最近は、2年に一度機械的に買い替えを行うような感じ。スペック的に見るとiBookなどと比べるまでもないほどはるかに重装備だが、iBookのほうが楽しい。 PCの価値はスペックだけでは語れないのだよ(ムスカ風)