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人は、いつまで印刷を前提に文書を作るのか

AmazonのKindle for PCの記事を漁っていて見つけた記事。ちょっと長い引用だけれど……

Webという方法が一般的になったときにも、印刷されないコンテンツが前提となり、そのままトレンドが進みそうに見えた。ところがそうは問屋が卸さなかった。デザイナーは、XGAやSVGAに「最適化」したページデザインをするようになり、ユーザーがフォントや、そのサイズを変えようものなら、ページの体裁がガタガタに崩れるようなページばかりになってしまった。フルHDの大画面ディスプレイを持っていても、その解像度を有効に活かせるページはまず見あたらない。デザイナーが画面というデバイスを、紙と同じようにしか見ていないからだ。それは、画面にコンテンツを印刷するのと同じで、デバイスの特性を活かす発想としてはきわめて貧弱なものだと思う。どんなデバイスでも見かけを同じにしなければならないという呪縛から逃れられる、めったいにないチャンスだったのにと思う。

[From 【山田祥平のRe:config.sys】 人は、いったいいつまで印刷を前提に文書を作るのか ]

いやぁ、全く残念な状況だけど同感。
一頃のtable要素をレイアウトに使う劣悪なデザイナーはずいぶんと減ったけれど、CSSを使って決めうちの解像度でtable要素を使っているのと同じようなデザインコンセプトで作られているコンテンツがなんと多いことか。大体、Webデザイナーを自称しててIllustratorやPhotoshopが一番得意アプリなんてタイプの人はとっても苦手。そういう人もお客に対して見栄えの良いサイトを作っていかないと競争の激しい世界なので仕方ないのでしょうが。

なんて事を言いながら、このWeblogもコンテンツの横幅を決め打ち orz

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