実は年末に愛車のタイヤがダメになってしまい、全輪交換となった。
7月の点検で前輪に釘が刺さったのが発見されて修理してもらった。その時はローテーションも行い後輪に回してもらい11月に一度見てもらい大丈夫なことを確認したのだが、12月月初に1,000Km程度の遠出をしたとき、どうも感覚がおかしいので帰省を前に再度点検をしてもらった。結果、また空気が抜けており見た目でわかるくらい偏摩耗している。40,000Km弱走っているので、一輪だけ新品交換ってのも気持ち悪いので全輪ご購入。
銘柄をあれこれ悩みたかったのだが、翌日からまた愛車で帰省というタイミングでよもや迷っておられず、リーズナブルな国産メーカーの銘柄も提示されたが、やはり純正と同じブリジストンのPotenza RE050に決定。
バリバリのグリップ命!みたいなタイヤではないが、ハイパフォーマンスカーで高速で飛ばすというタイヤなのでやはりグリップに振っていてブロック剛性も高めで若干走行音が気になる。が、実際のところ、直進性やカーブでの安定感とグリップ感は乗ってみても改めて安心。
まぁ、ポルシェ 、フェラーリ 、アストンヴァンテージ 、メルセデス、アウディ、BMWなど名だたる欧州ハイパフォーマンスカーのメーカーのメーカー承認を受けていたりするので、間違いはないだろう。
Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。
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