手ぬぐいを始めた人が最初に手に取りそうな手ぬぐい関連の書籍をまとめておく。
大和撫子のための手ぬぐい学校
『大和撫子のための手ぬぐい学校』は、学校に授業に見立てて手ぬぐいの紹介がなされている。例えば、手ぬぐいの歴史、染め方、色、柄などが、それぞれ歴史、理科、美術、算数の授業に見立てられている。柄名、色名、使い方、かぶり方、包み方、かばんや小物の作り方まで載っていて、初めて読んで手ぬぐいのイメージが変わった本。
いくつかの手ぬぐい店のものも交えて紹介されているが「染の安坊」と「京のてんてん」の手ぬぐいが中心。
ハイカラ手ぬぐい案内
『ハイカラ手ぬぐい案内』も内容的にはほぼ同じような内容。
いろんな柄や色の手ぬぐいを紹介しつつ、手ぬぐいの使い方や雑貨の使い方に触れている。
手ぬぐいはかまわぬ、京のてんてん、染の安坊、永楽屋 細辻兵衛商店などを中心に多くのお店の手ぬぐいで構成されている。[あひろ屋]さんはこの本で見つけた手ぬぐい屋さん。
かなわぬ 手ぬぐい百科
『かまわぬ手ぬぐい百科』は、タイトル通りかまわぬの手ぬぐいで構成された手ぬぐいの入門本。内容的には先の2冊とあまり変わらないが、「百科」というだけあり50音順に手ぬぐいに関する内容がまとめられている。中には「無理矢理?」と思えるだじゃれのようなおふざけな内容もあり楽しめる。
かまわぬの手ぬぐいが中心なので、いろんな店の手ぬぐいをという人には向かないが最初に手ぬぐいを始めるお店としては品揃えやデザインの申し分ない店なのでこれから手ぬぐいを初めて見たいという人にもカタログ的に使えてよいかもしれない。
かまわぬの手ぬぐい使い方手帖
この『かまわぬの手ぬぐい使い方手帖』もかまわぬの手ぬぐいをまとめたもの。
先の『かまわぬ手ぬぐい百科』と違ってこちらは至ってまじめにまとめてある。内容的には『大和撫子のための手ぬぐい学校』や『ハイカラ手ぬぐい案内』と同じような感じだ。
他にない内容として「ヴィンテージ手ぬぐい」という楽しみ方が紹介されていた。数年使い古した手ぬぐいの色が少し褪せて柔らかな感じをそう称している。かまわぬの店舗に行くと実際にそういう使い古した手ぬぐいが置いてあったりする。これはまた収集のモチベーションがあがろうと言うもの。
また、かまわぬの手ぬぐいのたたみ方が紹介されていたが、わたしと同じたたみ方だった。
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