スキップしてメイン コンテンツに移動

手ぬぐい関連書籍

手ぬぐいを始めた人が最初に手に取りそうな手ぬぐい関連の書籍をまとめておく。

大和撫子のための手ぬぐい学校

大和撫子のための手ぬぐい学校(仮) (タツミムック)
手ぬぐい研究会
辰巳出版
売り上げランキング: 220905

大和撫子のための手ぬぐい学校』は、学校に授業に見立てて手ぬぐいの紹介がなされている。例えば、手ぬぐいの歴史、染め方、色、柄などが、それぞれ歴史、理科、美術、算数の授業に見立てられている。柄名、色名、使い方、かぶり方、包み方、かばんや小物の作り方まで載っていて、初めて読んで手ぬぐいのイメージが変わった本。

いくつかの手ぬぐい店のものも交えて紹介されているが「染の安坊」と「京のてんてん」の手ぬぐいが中心。

ハイカラ手ぬぐい案内

ハイカラ手ぬぐい案内
君野 倫子
河出書房新社
売り上げランキング: 49449

ハイカラ手ぬぐい案内』も内容的にはほぼ同じような内容。
いろんな柄や色の手ぬぐいを紹介しつつ、手ぬぐいの使い方や雑貨の使い方に触れている。

手ぬぐいはかまわぬ京のてんてん染の安坊永楽屋 細辻兵衛商店などを中心に多くのお店の手ぬぐいで構成されている。[あひろ屋]さんはこの本で見つけた手ぬぐい屋さん。

かなわぬ 手ぬぐい百科

かまわぬ手ぬぐい百科

河出書房新社
売り上げランキング: 17836

かまわぬ手ぬぐい百科』は、タイトル通りかまわぬの手ぬぐいで構成された手ぬぐいの入門本。内容的には先の2冊とあまり変わらないが、「百科」というだけあり50音順に手ぬぐいに関する内容がまとめられている。中には「無理矢理?」と思えるだじゃれのようなおふざけな内容もあり楽しめる。

かまわぬの手ぬぐいが中心なので、いろんな店の手ぬぐいをという人には向かないが最初に手ぬぐいを始めるお店としては品揃えやデザインの申し分ない店なのでこれから手ぬぐいを初めて見たいという人にもカタログ的に使えてよいかもしれない。

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖

河出書房新社
売り上げランキング: 39284

この『かまわぬの手ぬぐい使い方手帖』もかまわぬの手ぬぐいをまとめたもの。

先の『かまわぬ手ぬぐい百科』と違ってこちらは至ってまじめにまとめてある。内容的には『大和撫子のための手ぬぐい学校』や『ハイカラ手ぬぐい案内』と同じような感じだ。

他にない内容として「ヴィンテージ手ぬぐい」という楽しみ方が紹介されていた。数年使い古した手ぬぐいの色が少し褪せて柔らかな感じをそう称している。かまわぬの店舗に行くと実際にそういう使い古した手ぬぐいが置いてあったりする。これはまた収集のモチベーションがあがろうと言うもの。

また、かまわぬの手ぬぐいのたたみ方が紹介されていたが、わたしと同じたたみ方だった。

コメント

このブログの人気の投稿

リピート

Appling 2ndの『リピート』 の記事を読んで、面白そうだったので買って読んでみた。 リピート posted with amazlet on 07.04.01 乾 くるみ 文藝春秋 (2004/10/23) 売り上げランキング: 194098 Amazon.co.jp で詳細を見る そもそもタイムスリップものは好きなジャンルであることと、そのタイトルと紹介されていたストーリーから大好きなケン・グリムウッドの『リプレイ』を連想したからだ。実際、作品の中でも時間を繰り返すタイムスリップを突きつけられた時主人公達はケン・グリムウッドの『リプレイ』を引き合いに出して議論を行う場面もあるので、作者がリプレイを意識しているのは確実だろう。 タイムスリップ物というSF的な文法を使いながら、うまくミステリーの要素を融合させ、ちょっぴり恋愛物のスパイスも利かせてうまい具合にまとまった作品になっている。たまたま今回は筋が読めてしまって「やっぱり」って感じもしたが、一般的には二つの要素がかみ合ってうまく最後まで読者を惹きつけるだろう。 帯には" 『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』 "などと銘打ってある。確かに楽しめる作品であるが、ちょっと言いすぎかな。『リプレイ』のオマージュと考えると、以下の点で物足りなさを感じる。 リプレイ(リピート)の期間が短い 『リプレイ』では25年だったリプレイの期間がわずか10ヶ月を遡るだけ。このことで「人生を繰り返す」といっても重みが違ってきている。しかも描かれるのはそのあるサイクルだけだ。 描写される時代 『リプレイ』では自信を失っていた80年代のアメリカから良き時代の60年代、70年代がリプレイで描かれるところが大きな魅力になっている。一方『リピート』では振幅が短いためリピート自体にそういった効果はないが、何故かそもそもの設定は91年となっていて中途半端に懐かしい。 主人公が嫌なヤツ 最初は好青年っぽいがだんだん嫌な面が描かれていく。物語は一人称で綴られているが主人公がそんな状態であるため、読み手としては感情移入がし難い。 とはいえ、結構な長編だが一日で一気に読んでしまったほど面白い。

奇跡の自転車

奇跡の自転車 posted with amazlet on 07.04.07 ロン・マクラーティ 森田 義信 新潮社 (2006/08/30) 売り上げランキング: 100659 Amazon.co.jp で詳細を見る 一日で読んでしまった。もう速読に近い。 酒と煙草とジャンクフード、さえない仕事、体重126キロ、43歳の男に突然もたらされる、両親の事故死、続く20年前に失踪した心を病んだ姉の死。そして、自転車を漕ぎだす。 なかなか救いの無い人生、主人公もかなりアホウで不運だ。 けど、『フォレストガンプ/一期一会』を思い出した。映画化されるらしいので、よいロードムービーになろう。

PaSoRi

Auの携帯 W41CAではFelica関連のアプリケーションをいくつか使っていたので、nineに移行するとこまるのではと思い、SonyのFelicaのリーダー/ライターであるPaSoRiを購入。 以前は「なんでこんなものお金払ってまで」と思ったものだが、実際にEdyを使うのに慣れてしまうと財布の出し入れなく買い物できたり、小銭をジャラジャラ持って歩かなくて済むメリットは大きい。オフィスにTallysが入っていて毎朝ここでコーヒーを買うのにもEdyを使っているので実感している。 携帯のEdyアプリだと残高やチャージがその場でできるが、カードだとお店に行かないとこういったことができないのはやはり不便だ。 SONY RC-S320 非接触ICカードリーダ/ライタ PaSoRi 「パソリ」 posted with amazlet on 07.05.20 ソニー 売り上げランキング: 15 Amazon.co.jp で詳細を見る Windows専用だがドライバとそれぞれのカードのアプリケーションが附属するので簡単に使用を開始できる。Edyのビューアーはバージョンアップしており最初の起動で最新バージョンを再導入するように促される。使用履歴や残額はその場で確認でいる。チャージはサービス登録をして手続きが完了するのに2日ほどかかるが、これもアプリケーションからオンラインで登録できる。カードは以前作ったANAのマイレージクラブのカードがあったので早速登録。 Macでは正式なサポートはない。 しかし、オープンソースで開発されている LibPaSori を利用したいくつかのアプリケーションがあり、例えば EdyValue データの読み出しだけならば可能となる。