「パピエダルメイニ」なんだか中東の響きがするこの呪文のようなこいつは、おフランス製の紙のお香。
1885年から発売されている定番らしい。 安息香の木から採取したベンゾイン樹脂を含んでいて、バニラに似た甘い香りがする。ただ、甘いだけでなく白檀っぽいいわゆるお香っぽい香りも混じっている。
12枚が小さなブックレットになっていて、1ページは3枚からなっていてちぎって使う。火をつけるときには蛇腹折りにして火をつけたらすぐに吹き消す。実際にやってみると、火を消してもチリチリと赤く燃えて部分が広がって行き、ちょっとびっくりするくらい煙がでる。
効果のほうだが、空気浄化や消毒効果があるようなことが書かれている。
確かにかすかに甘くさわやかな香りがするような気もするが、お香のような香る訳ではなさそうだ。どちらかというと、かなーり「ただ紙を燃やした」っぽい煙たさが漂う。うっ、煙たい、火の付け方が悪かったのかな……
火をつける場合は香りを楽しむというより、消臭効果を期待するものかもしれない。トイレでマッチをするようなものか?
このままでもよい香りがするので、栞などで使ったほうがよいかもしれない。
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