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SugarSync

先日ZumoDriveを使用してみたが、わたしの環境では使用する上でいくつか問題があった。 頻繁に書き換えるような処理を行うと同期が失敗するケースが あることと、OSから見るとドライブをマウントする形式のため会社の環境では使用できないこと(セキュリティ上の観点から外付けのHDDを抑止されているため)。

今回はSugarSyncを試してみた。 印象としてはDropboxとZumoDriveの中間を行く感じ。ZumoDriveのようにクラウド上にあるドライブをマウントするのでなく、特定のフォルダがクラウド上で同期される形式。Dropboxと異なるのは、それが固定のフォルダでなく個別にしてできること。

Dropboxと同様SugarSyncを使用するすべてのクライアントで同期される 「マジックブリーフケース」なるフォルダがデフォルトで用意されている。が、同期するフォルダをSugarSyncの管理下にいくつでも追加できる。このときマジックブリーフケースと同様にすべてのクライアントで同期されるのか、特定のマシンとだけ同期するのかなど制御が可能で、この当たりはDropboxがよく研究されていてより柔軟な設定となっている。

またWeb Archiveという、アップロードを行うと自動的に同期はなされないが、データとしてクラウド上に保存されるため必要に応じて取り出せる機能が用意されている。これは同期目的でなく、バックアップとして使用できる。

ZumoDrive同様、音楽ファイルに関してはストリーミングに対応しており、ダウンロードを待たずに再生が始まる。8MB程度の音楽ファイルであれば、ほとんど待ち時間も気にならない。iPhone用クライアントも用意されており、ストリーミングに対応している。

しばらく60GBのプランを試用してみるか。

以下のURLから申し込めば、余分に250MBが付与される。

https://www.sugarsync.com/referral?rf=da7jos5z0smmw

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