appling with wordpressで知ったスクリーン・キャプチャのユーティリティ。
これまでスクリーンキャストを撮るには Snapz Pro X を使っていましたが、この Jing に変えてもいいかなぁと思える程よくできてます。しかも無料で使えるのがとてもうれしい。もちろん、スクリーンキャプチャもできますよ。その場で、マーカーや矢印、テキストを加えて編集できるところも便利ですよね。あとはアップロード先を決めてボタンを押すだけの手軽さ。
「スクリーンキャスト」という言葉が使われているが、いわゆる「スクリーンキャプチャ」のこと。気持ちはJingのサイトにガイドの動画があるので見てみるとよい。なかなか面白い。
TechSmithはWindowsのスクリーンキャプチャとしては歴史あるSnapItの開発元である。Jingは彼等が開発している新しいスクリーンキャプチャのプロジェクト。SnapItと競合しているようだが、あちらは有価で販売されている製品で編集機能も豊富だったりサポートされる動画形式が違ったりと違いがある。
キャプチャした様子は以下のような感じ。
動作としては、ほとんどSkitchと同等。静止画のキャプチャとして見ると、編集機能の豊富さ、アップロードサイト設定の柔軟さ、スクリーンカムも使用可能などSkitchの方が優れている点が多い。画像公開のためのSkitchのSkitch.comのような専用のWebサイトScreencast.comが用意されているのも同様だ。Skitchはアップロード後、連携するWebサイトをブラウザで開いてくれるが、Jingのほうはアップロード後アップロードしたサイトを開かずクリップボードにコードを貼り付けてくれる。1ステップ省けるという訳。
Skitch.comはこのサイト上での管理はあまり考えられていないようで、Skitchなしではアップロードもできないしサイト上はフォルダもなく画像の一覧がなされるだけ。今のところベータ版のようで無料だが将来の不明。Screencast.comは有料サービスでBasicレベルのユーザーで年$70弱だ。有料なだけありJingとの連携なしでも一通りできるし、フォルダ整理もしやすい。
(追記:2008-03-10)
FAQを読みなおすと、Screencast.comのサービスについてはJingユーザーについてはtrialと同様のサービスレベル(200MBのDiskspaceと1GBのBandwidth/month)が通常60日のところJing Projectの終了まで提供されるとのことだ。「We think it's a great way to improve daily conversation via email, IM chats and blog posts」というアイデアが、適正な価格とビジネスモデルを検証するためのプロジェクトという位置づけからだろう。なんとなく感じ入りました。
Jingのアドバンテージは動画が扱えること、Windows版も存在すること。
ただし、動画についてはSWF形式なので編集できないし、Blogなどへ貼り付けての共有はScreencast.comとの連携が前提となる。
ということで、お勧めは静止画でいろいろやるならSkitch。単純なキャプチャしかしない人、Windowsも使っている人はJing+Flickrを。動画のキャプチャもやるならば迷わず、Jing+Screencast.com(ただし有料)というところか。
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