おフランス製のアプリケーションでHDR画像を作成するPhotomatix Proを試してみた。
HDR画像とは……
本来人の目はデジカメや銀塩カメラと比較するとかなり広いダイナミックレンジを持つ。その結果、肉眼では見えていたシャドウ部やハイライト部がカメラで画像にすると、ディテールが黒く沈んでいたり白く飛んでいたりして見えないということになる。HDR画像とは、High Dynamic Rangeのことで異なる露出で撮影された画像を合成してイメージのダイナミックレンジを拡大した画像のこと。Photoshopなどでも同様のコマンドがあるようだが、このアプリケーションはそこに特化したソフト。
今回はTone Mappingで作成された画像そのままで特に手を加えていない。デフォルトではかなり派手な色味にマッピングされてしまうが、これはこれで面白いかな。森や建物の影になっている部分もくっきりとわかるようになり、花もあざやかになっている。今回は元の写真があまりよい例ではないが、もう少しちゃんと明るい普通の写真を使えばもっとドラマティックに仕上げることもできるだろう。
今回は試用版のため画像にウォーターマークが入っている。解像度を下げてやれば試用版でもマークが入らないらしいが、これだけ効果があると買ってもよいかなぁと悩み中。
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