トレンドマイクロ社の発売するウィルスバスターが23日に配信されたウィルスのパターンファイルの不具合にあった模様。導入したPC上でCPUの振り切りスローダウンなどの不具合を発生させているという。Symantec社のAntiVirusと並んで業界ではメジャーな製品で日本だけでも1千万人のユーザーいるという製品だけに影響も大きそうだ。
今回の問題のパターンファイルはすでに17万人似ダウンロードされており,WindowsXP SP2で発症する可能性があるらしい。同社には7万件近い問い合わせがあり、実際富山市長選挙や、大阪市営地下鉄の自己管理システム、JRのホテル予約システムなど多く企業のシステムに影響が出たようだ。
問題の発生するメカニズムについて同社は明らかにしていないようだが、決められたテスト手順を行わずにパターンファイルがリリースされたということだ。
仕事でもアプリケーションの障害に遭遇する機会が多く原因も様々だけど、そういうシステムは大体テストやライブラリ管理など端折っている。この障害は見逃しても仕方ないよねと思えるケースはほとんどない。
基本は大事だね。
コメント
コメントを投稿