現在私はメールにあるIMAPサービスを利用しているが、あまりにMail.Appの動作の緩慢さに原因がMail.Appにあるのかサーバー側にあるのか確認するためにThunderbirdを導入してみた。
結果からいうとMail.Appに問題があったようだが、Thunderbirdではあまりにサクサクと小気味よく動作するので感心してしまった。現在IMAPでメールはほとんどサーバー側で管理しているので、この際気軽に乗り換えてみよ。
このような動作の差はどうやら各フォルダーのチェックの仕方によるような気がする。
GyazMailがIMAP対応となった暁に移行しようと考えているのでIMAPでサーバー側がで主にメールの管理を行っているため30程度のフォルダがサーバーに存在する。Mail.Appは折りを見てすべてのフォルダをチェックしてメール一覧の更新を行っているように見える。これが結果として動作の緩慢さを引き起こしているようだ。
これに対して、Thunderbirdの場合、フォーカスしているフォルダのみメール一覧を取得して表示する。また、一度取得した一覧はキャッシュしているようだ。このため、意図しないところで不要な処理が行われず快適という感じだ。
あとはスレッド表示などもスマートだし、テーマが変更できるのも面白い。迷惑フィルターもMail.Appのものより賢いらしいので人によっては便利だろう。私はSpamSieveを購入してしまっていたり、現在はほとんどサーバー側でやってくれているのであまり興味はないが。
唯一の難点といえば、MacOSXとの親和性か。アドレス帳の連携できないのだ。THunderbirdのアドレス帳自体は使いやすそうだが、標準のアドレス帳はSyncで携帯や住所録とも連携しているのでなかなか捨てがたい。GPGに対応していないのも時々不便そうではある。
今週末にはTigerがやってきて、新しいMail.Appを試せるのでそれまでは併用しよう。
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