天気がよかったので、最近お気に入りの佐倉に遊びに行く。
まず、お昼くらいを狙って川村記念美術館に。8月に来たばかりなので今日は美術館のほうは素通りして、うらの敷地内の森のほうに向かう。小川の流れるそば、芝生にあるベンチの上で持ってきたおにぎりのお弁当をいただく。
まだ、セミも鳴いていて日差しも強かったが、赤とんぼがたくさん飛んでいたり、色づいた森の木の葉を見るとやはり秋。飛んでいる赤とんぼも夏の元気さはなく、手をそっと出すとそのまま捕まえられてしまう。芝生に寝転がって、木の枝の間から空をぼーっと眺めているととても気持ちがよい。
そのあと、車で20分ほど足を伸ばして、国立歴史民俗博物館、通称「歴博」を訪れた。
日本で唯一の歴史と文化を研究する国立の博物館らしい。館内は歴史ごとに5つのセクションに分かれている。子どもと「歴博親子クイズ」という展示物を探し回るクイズに応募したが、東洋一と称される館内は広くたしかに探し回らなければなかなか展示物も見つけられない。結局2時頃入館して閉館の4時半までかかり、最後のセクションなどは見て回るまもなく走ってクイズの答えだけ見つけて終わった。
縄文時代から現代まで網羅されており、2時間半かけても見て回ることができない館内はさすがに見応えがある。特に現代に近づくと一般の市民や山の民の生活などは、他では見ることができないので新鮮に感じる。また、差別の歴史なども網羅されており貴重だろう。
これだけの規模だと、一度に見て回ろうと欲張らずテーマを絞って特定のセクションを集中して見た方がよいと思う。子どもが歴史を勉強しだしたら、それに合わせて来てもよいかもしれない。
こういった博物館では「また来てみよう」と思える貴重な施設だと思う。訪れてみたいと思う方は、歩きやすい靴を履いていくことを勧める。また、そばには佐倉城跡で公園になっているので、ここでピクニック気分でお弁当を食べてもよかったかもしれない。近所には佐倉市の美術館もある。
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