applingの「Dot Macが容量増加」でも紹介されているように、dot Macで使えるメール容量が拡張された。
また、Fastmail.FM weblogによると、時を同じくして今利用しているFastmail.fmも大幅に容量の拡張が行われた。
昔は、メールといえば100KBを超える添付をつけただけでえらくひんしゅくをかったものだが、これだけの容量をもらえると1MBの添付ファイルくらい大したことないかなという感覚になってくるなぁ。Gmailで1Gのスペースもある。
ネット上にある私のStorageとしてはメールがもっとも大きいというのも、何か変な感じ。dot Macのほうは、iDiskと併せて250MB。
デフォルトでは、125MBづつとなっているが、この容量の配分は変更できるようだ。dot Macについてはメールのほうは限られた使い方になってきているので、iDiskのほうに回してWebサイトやファイルアップロード用にする。以前利用していたJustSystemのInternetDisk(こちらも略してiDisk)では800MB近い容量を持っていた。100MB弱では少し不便に感じていたのでちょうどよい。
さて、Fastmailのほうは現在利用してるFullというグレードだと今まで50MBだったものが、なんと600MB! IMAPサービスとしては画期的だし、決定的に便利になるのではないだろうか。これだけ容量が確保されていれば、IMAPを使ってサーバーでメールの管理をするというスタイルが、POP3でローカルに取り込む場合と同様の寛容さで扱うことができそうだ。もっとも、IMAPはGyazmailが対応していないのでしばらくお預けだが。
しばらく、もう枯れている技術エリアで非常に身近だったメールシステムだが、実は意外と注目すべきエリアかもしれない。Gmailが引き起こしたに違いないこのメール用Storageの拡張の波は、メールシステムの使い方を変えていくだろう。すでにGmailの1Gの容量を利用したWeblogなどいろんな試みが始まっている。取り立てて技術的な刷新がなくても、「容量の拡大」という単純な変化でも桁違いだとこういう革新となる……これだから、ITな世界はおもしろい。
眠れないので、明日に迫ったWWDC2010の予想でもしてみよう。 もう確実なのがiPhone新モデルとiPhone OS 4.0の発表。 予想される大きな改良点は、 マルチタスクになる ホームにフォルダなどの概念が取り込まれ、UIが大きく変更される テザリングが可能となり iPhoneをWiFiルーター化できる iChatが組み込まれる Facebookとの連携が組み込まれる ファイルの同期がiPadのように組み込まれる iPadとの同期がMacなしで可能となる 既にiPhoneの3G上で動作するSkypeが発表されているのでインパクトは薄いかも知れないけれど、3G上で動作するVoIPとしてiChatが提供されればユーザーとコミュニケーション・ツールとしてのiPhoneの使い方は大きく変わりそうな気がしている。 その他には、Safari Extension、新Macbook Air、新Mac Proなどかな。iTunes.comも噂されている。そう言えば、MobileMeの無料化なんてのも噂としてあるが……
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