スキップしてメイン コンテンツに移動

ソーシャルネットワーキング

最近2moさんからご招待をいただき、mixiを始めた。

また、昨日Yuuさんからgree.jpのご招待を頂いた。

まだ、gree.jpのほうはそれほど使い込んでいないが、いずれも日本で話題のソーシャルネットワーキングを謳ったサービス。昨年始めたOrkutはかなり盛り上がったが、これら国産のサービスはどうであろうか?


mixiのほうは、どちらかというと初心者、特に女性を意識してしたサービスで、サービスの構成も非常にシンプルでわかりやすい。

サービスの主な内容は自分のプロフィール、友人のネットワーク、メッセージ、日記、コミュニティー、お奨めなどで構成されている。日記は外部のWeblogを指定して連携させることができるが、mixi内で簡易weblog的な日記の機能も持っている。従って、すべてをmixiで完結させることができ、実際そういうユーザーが多いのではないだろうか。

ソーシャルネットワークという点では、個人的なつながりやコミュニティでの交流で広げていくのとは別に「足あと」という機能がある。自分のページを参照してくれた会員の履歴が見えるのだが、何らかの理由で自分に興味を持ってくれた人なのでこれをきっかけにということがあるのかもしれない。

使い始めると、自分のページには友人と参加したコミュニティの一覧、最近更新した友人の日記、コミュニティの記事、お奨めの評価記事が一覧されため、アグリゲーター的に利用してネットワークの起点にすることができ便利ではある。コミュニティも気楽に参加したり立ち上げたりできるし、日記も書くことができる。オールインワン的に使うのであればお奨めのサービスだ。ポイントとしては女性が多い気がする:-P

gree.jpのほうはまだ使いこなしていないが、ほぼ同様のサービスだ。

ただし、日記の機能はなく外部のWeblogとの連携を前提しているようだ。

また、コミュニティーに関する機能が細かく細分されていて、グループ、コミュニティ、地域、学校、掲示板というメニューになっている。今ひとつどれをどう使い分けているかわからない(2時間前に参加したばかりだからか?)。学校などから昔の友人を捜すには、こういった構成はよいかもしれない。それぞれのコミュニティは階層で整理されているがコミュニティを検索する機能がないため、興味あるコミュニティを探し出すのは面倒な場合がある。

gree.jpでも自分のページには、友人の書いたweblog、レビュー、紹介文などの新着記事が一覧され、自分の興味あるであろう記事へのブリッジとなるようになっている。mixiが友人一覧一部を顔写真付きで表示しているのに対してこちらは人数のみなど、全体的にシンプルなデザインだ。

比較すると、mixiのほうは友達とワイワイ楽しみながらコミュニティなどで輪を広げていくタイプ、gree.jpのほうはいろんな切り口のコミュニティを用意しそこでリアルな世界での友人を発見することに力点が置かれているタイプのように思える。orkutなどよりより日本的にアレンジされて両者とも使いやすくなっていると思う。mixiとgree.jpを比較すると、全体的な使い勝手やおもしろさという点でmixiのほうが受けがよいのではないかと思う。orkutなどでは真剣にソーシャルネットワーキングをやろう、つまりビジネスのパートナーを探したり交際相手を求めていたりという雰囲気があった。日本のこういったサービスは、そういった感覚よりは以前のパソコン通信時代のNiftyのコミュニティの再来といった趣の方が強いように感じる。国民性の違いだろうか。

コメント

このブログの人気の投稿

WWDC 2010の予想

眠れないので、明日に迫ったWWDC2010の予想でもしてみよう。 もう確実なのがiPhone新モデルとiPhone OS 4.0の発表。 予想される大きな改良点は、 マルチタスクになる ホームにフォルダなどの概念が取り込まれ、UIが大きく変更される テザリングが可能となり iPhoneをWiFiルーター化できる iChatが組み込まれる Facebookとの連携が組み込まれる ファイルの同期がiPadのように組み込まれる iPadとの同期がMacなしで可能となる 既にiPhoneの3G上で動作するSkypeが発表されているのでインパクトは薄いかも知れないけれど、3G上で動作するVoIPとしてiChatが提供されればユーザーとコミュニケーション・ツールとしてのiPhoneの使い方は大きく変わりそうな気がしている。 その他には、Safari Extension、新Macbook Air、新Mac Proなどかな。iTunes.comも噂されている。そう言えば、MobileMeの無料化なんてのも噂としてあるが……

My name is E

E の名刺を作って、iPhoneの専用アプリを導入してみた。 写真のようにカードが表示されるので、相手に向かってiPhoneを振ってあげれば名刺が飛んでいくというインターフェイス。なにせiPhoneユーザーが周りにいないのでどうやって相手の認識しているか不明だけれど、おもしろいインターフェイス。 ちなみに、わたしの公開カードは http://eee.am/yostos

Thinkpad T42

新たに購入したお仕事用のPC Thinkpad T42が先週末届いた。 仕様は、Pentium-M 1.80GHz, 1400x1050の15型TFT液晶、メモリーは追加して1.5GB(増設用に2GBを用意していたが、秘書さんのPCが256MBで苦しんでいたので1GBあげてしまった)、指紋センサー付き。無線もEEE802.11a/b/g対応となった。 こうして、iBookと並べてみると対照的。天使と悪魔か…… 今まで使用してたT30と比較すると、多少CPUが早くなりUSBが2.0になり指紋センサーがついて、やけに軽くなった。腰痛持ちの私にとっては、重量がぐんと軽くなったのが一番うれしいか。それでも2kg以上あるが。 指紋センサーはパームレスト上に(写真でいうと右側)実装されている。付属のソフトで設定すると、起動時のBIOS、HDDのパスワード投入、WindowsXPのログイン用パスワード投入の代わりに、電源オン時の指紋照合一発で済ませることができる。センサーに読み込ませるためには、指を一定の角度でセンサーに向けてまっすぐに動かさないと誤認識される。多少コツが必要で偶に失敗する。指紋はいくつか指を登録できるので複数を登録しておいたほうが無難。 今回も新しいおもちゃになりそうな機能はいくつかついているのだが、2日くらいで飽きてしまった。仕事で使うには十分なスペックで、十分に快適。ちょっと前まではお仕事用のPCも結構愛着やこだわりを持っていたのだが、買い替えを行って新しいPCが来てもあまりワクワクしなくなった。最近は、2年に一度機械的に買い替えを行うような感じ。スペック的に見るとiBookなどと比べるまでもないほどはるかに重装備だが、iBookのほうが楽しい。 PCの価値はスペックだけでは語れないのだよ(ムスカ風)