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flickrに遊ぶ

flickrが楽しい。
 自分の画像を公開したりアーカイブできるサービスはいくつかあるが、flickrの新しいところはSNSと組み合わせたところだろう。メンバーは、画像を通じてmixiやorkutのようにコネクションを広げていき、画像を使ってコミュニケーションを深めていくことができる。Mobile Phoneからの投稿も可能で、Weblogとの連携もいくつか考えられており、今時のサービスだなという感じだ。

まだ、ベータ版だが、正規版が楽しみなサービスだ。

あれこれ考えるのも面倒なので、とりあえずProユーザーにアップグレードした。使い方は、これから考えよう。

特徴的な機能をあげてみよう。
TAG
よくある画像管理ソフトのようにそれぞれの画像にTagをつけることができる。特定の画像をグルーピングして管理することができる。flickrでおもしろいのは、これを個人だけではなくメンバー全員でシェアできること。同じTagをつけた画像をflickr全体から検索できる。このとき、多くの人が多くの画像を登録しているTagは大きなFontで示される。メンバーが何万人いるか知らないが全体としての関心の高さがビジュアルに示されるのは見ていても興味深い。

Organizr
画像ファイルを「Set」という単位でグルーピングできる。感覚的には、「アルバム」を作成するのに近い。Organizrはこれをサポートしてくれるインターフェイス。AdobeのPhotoAlbumのように時間軸に沿って画像ファイルの枚数がグラフで示さる。ここで、対象となる画像を日にちで特定して表示させることができる。そうしておいて、Setに登録したい画像をSetにドラッグしていく。たとえば、旅行やパーティなどイベントに関連したものをアルバムとしてまとめる際非常に便利だ。

Chat
メンバー間でチャットが可能だ。そのとき、flickrに登録した画像やローカルにある画像をチャットボードに貼り付けることができる。写真を見せ合いながらワイワイやる感覚に近く非常に楽しく、また他のサービスにはない楽しみ方だろう。

Weblog連携
Weblogのサイドバーに自分の画像を貼り付けるのに便利な機能が、2つ用意されている。一つは、"Add a Flickr badge to your website"という機能。これは、flickr上のファイルにリンクしたサムネイルの一覧を生成して貼り付けることができる機能。もう一つは、"Flickr Daily Zeitgeist"という機能。こちらも同様にサムネイルを貼り付けることができる機能だが、Flashで動きのあるサムネイルとなりかっこいい。場所もとらないのでよい。

また、投稿を連動させる機能もある。設定しておけば、Flickrに画像を投稿した際自動的にWeblogのほうにFlickrのオリジナル画像へのリンクを持ったサムネイル画像と記事を生成することができる。これを使えば、画像に関しては、Flickrで集中的に管理しつつWeblogとも同期させることができるし、ファイルサイズの大きい画像ファイルをFlickrで保管することで、Weblog側のStorageの制約を緩和することにもなる。Bloggerなどアップロード機能を持たないWeblogでは連携させるのにもってこいのサービスだろう。
ただし、Weblogへの投稿のために認証情報を設定せねばらないため非常に不安ではある。私は使用しないだろう。お便利なので、しっかり使い出してもうやめられないくらい使い出している

Mobile対応
メールからの投稿が可能であり、これでカメラ機能付き携帯との連携もできる。ただし、タイトル、記事についてはUTF-8が想定されているようで、通常の携帯メールはiso-2022-jpしかサポートしないであろうからあまり実用的でない。英語のタイトルを付けて投稿して、後日Webからコメントを書くというスタイルで使っている。

TypePadでもシンプルなPhotoAlbumの機能はあり、迷走気味ではあるが画像を中心としたMixed Media Templateという機能も提供されだしたので、Flickrを使っていくとして使い分けに悩む。TypePadのほうは、メールからの投稿はほぼ問題ないのでMoblogにはTypePadのMixed Media Templateを使っていくだろうが、その他のデジカメで撮ったような画像を知人に公開して行くにはFlickrのほうが便利そうだ。
Flickr Proのアカウントには年額50$前後かかるが、事実上アップロードできる画像の容量の制約はなくなるので魅力的ではある……、そんなに使うかという危惧もあるが。

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