4月に異動してきた今の部署では部下がオフィスにおらず、客先のプロジェクトルームに散らばっている。普段顔を合わせないのでこまめに面談に回ることになるが、プロジェクトルームの片隅や最寄りの喫茶店で面談というパターンが多い。そんなとき、ノートPCを開いたりゆったりとノートを広げてペンを使うスペースもなかったりするので最近はメモ帳にボールペンを使う機会が増えている。
……という言い訳をしてオークションで落札したLAMY2000のボールペン。
通常は樹脂素材だが(これはこれで好きなのだけど)、これはグラナディアという木の素材。よく木管楽器に使われるものらしい。樹脂より密度感と重みがある。もともと、この素材は1996年の30周年の限定モデルで使用されたものだが、『LAMY2000ブラックウッド』としてレギュラー化されたものだ(金属の部分で銀メッキの有無などの違いはあるようだ)。
樹脂製のものは細かい凹凸が付けられていてすべり止めになっていたが、こちらはつるりとした触り心地。ただ、ずっしりした重みがあるため滑って書きづらいということはない。ノックも短いストロークで「カチッ」と決まる精度感が心地よい。形状も学生時代に愛用していたステッドラーのペンシル(もう売っていない)に似た感じで非常に手に馴染む。
普通に買うと2万以上するボールペン。大事に使おう。
コメント
コメントを投稿