子供の学習用の椅子としてそれまで食卓用に使ってきたSTOKKE社のトリップトラップを使わせてきたが、どうにも姿勢がよくなく学校でも注意されてきた。視力も落ちてきたようだ。それで検討を始めたのが、バランスチェア。
バランスチェアと一言で言っても、日本で入手できる主なものは、HAG社、STOKKE社、Rybo社の3社でいずれもノルウェーなど北欧のもの。そしてよく見るHAG社のコピー。近所の家具屋に見に行ったがSTOKKE社、Rybo社のものは見かけなかった。HAG社のものはいくつか見ることが出来たが、多くはひざを載せる部分が固定で座面のみ上下できるだけで、机とのバランスが大丈夫かちょっと不安に。座面とひざの部分が一体化して同時に上下できるモデルもあったが、価格的にはかなり高い。HAG社のものはコピーものも多く、スチール製で純正のものがクオリティが見合うほど高いのかちょっと疑問。Rybo社のものは通販でも扱っているところはあまりない。
結果として、トリップトラップも購入していたSTOKKE社のものにすることにした。
しばらく、使わせてみて子供の姿勢の矯正に実際にどれだけ効果があったかレポートしようと思う。
STOKKE社のバランスチェアには、シーソーのようなタイプとよくあるバランスチェアの形状で角度が調整できるタイプの2種類があった。前者はあまり見かけないがネットの評判を見るとよいようで、後者も評価は高いが逆に膝が痛くなったというコメントも多い。迷った揚げ句、こちらも机とのバランスを調整できることを信じて、バランスマルチという後者のタイプにした。
木製で作り自体はかなりしっかりとした印象。この点はスチール製のHAG社のよりも好印象だ。
角度の調節で高さもかなり調整できるので、うちの場合子供用の机にぴったりと来る高さに調整できた。子供を一日座らせて勉強させてみたが、自然に背筋が伸びて正しい姿勢で座っている。背もたられがなく膝に負担が来ないか心配であったが、体重も軽いせいかまったく問題ないようだ。
今わたしはこの椅子に座りながらこの文章を書いている。自然に座骨と背骨の位置が決まり正しい姿勢になるというのはなるほどという感じだ。ただ、腰痛持ちのわたしにはあまり無理してその姿勢を続けると、負担が大きいようだ。予防には良さそうだが、腰痛になってからでは注意が必要だと思う。また、体重のせいか長時間だと膝に負担がかかって痺れてきそうな予感はある。
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