Windows用のフリーサウンド編集ソフトとして有名なSoundEngineの開発元Cycle Of 5thのサイトを覗いていたら、なんとMac版も開発が進んでいてα版が公開されているではないか。早速ダウンロードして試してみた。
Windows版のSoundEngineはフリーながら(そういえばシェアウェアとして“SoundEngineAT”なるものが計画されていたはずだが、どうなったのだろう)、かなり本格的な編集機能やエフェクトを搭載していてループ用の音源作成・編集には書かせなかった。また、RMSコンプレッサーと大変便利なオートマキシマイザを搭載しているので古い時代の音源を最近の音圧が高いJ-Popに合わせた音になるようMP3へのエンコードの前処理に常用していた。
まだまだ、α版なので基本的なインターフェイスと再生・録音機能と切り貼りなど基本的な編集機能くらいしか実装されておらず、エフェクトもノーマライズくらいでファイルの保管すらできない。完全に評価版という位置づけだが、それでも見かけはWindos版とほぼ同一のインターフェイスが完成している。
Mac版で安価なサウンドエディタはSoundStudioくらいしか選択肢が思い浮かばない。こちらも多彩なフィルターが用意されているが、比較するとSoundEngineのオートマキシマイザに当たる機能がやはり見当たらない。日本でAct2が扱っているというのも心配な感じだ(笑) となると、正式版はシェアウェア予定のSoundEngineだが、Windows版並の機能が実装されてALACも扱えれば絶対に買う。
先が楽しみなソフトだ。
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