今や自宅のオーディオ環境の中心はiTunesになりつつあり、Macから離れた部屋でもiTunesからAirMac Expressに音を飛ばしてパイオニアのプリメインアンプA-D5a-PMを鳴らしている。iTunesには古い曲と最近の曲をシャッフルしても自然なように、LimiterとEnhancerとして働き音圧をそろえてくれるVolume Logic for iTunesというプラグインを導入している。しかし、iTunesからAIrMac Expressに音を飛ばすとき、これらのプラグインの処理を経ずして生音が飛んでいく。
そこで発見したのが、Rogue Amoeba の Airfoil for Mac OS Xというソフト。
このソフトはMac上のあらゆるソフトウェアの音をCaptureして、AirMac Expressに送ることができるソフトウェア。先の例でいうとiTunesではMac上で音を鳴らすようにしておいて、それをこのソフトでCaptureして無線で音を送る。そうするとiTunesのプラグイン処理がされた音を拾うことができる。試してみると、VolumeLogicで処理された音がちゃんと拾われているようだ。実際のところ、素晴らしい!
こういうことができると、QuickTimeやDVDプレイヤーの音をこのソフトで拾って鳴らしたくなる。しかし、AIrMac Expressとの通信でタイムラグが発生するので動画と音声がずれていくので使い物にならない。AppleがiTunesに限定しているのもこれが理由だろう。
本当は、iTunesが処理のシークエンスを修正してプラグイン処理後の音が飛ばせるようになると一番よいのだが、それまではこのソフトは活用できそうだ。登録されるまではわざとノイズが混入される。また、若干動作が不安定で再生中にAirMac Expressとの通信に失敗することがあるようだ。もう少し試用して確認してみよう。
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